今更ですが、わたしは先日、ようやく、自分は心の底からファンタジー小説が大好きであると認識するに至りました。

これまでも好きだな好きだなーとは思っていたのですが、つくづ〜く、しみじーみと、「精神が幼い、子供っぽいからとかいう理由ではなく、単にこのジャンルが好きなんだわ」ということに気がつきました。

というかそれまで、ファンタジー小説を好んで読むのは、自分の現実逃避したい思いの片鱗か、実際はなりえない都合のよいストーリー展開を求める夢見る幼稚さか、などと正直恥じておりました。そんなの読んでないで学術文庫でも読めよと(学術文庫も大好きなんだが)。

まあともかく、幻想小説を好み、ありもしない架空の宮廷だの歴史だの騎士だの竜だのといった単語に違和感を覚えないのは、大なり小なり、自分が子供っぽいせいだからだと思っていたのです。

でもなんか、ちょっと最近違うような気がしたのですね。


というのも、まずは「漫画は子供っぽいのか?」という疑問からでした。たとえ題材に大人の性問題を扱っていようが、戦争を取り上げていようが、読者層を大人に想定して書かれているものだろうが、

「漫画」という媒体は子供っぽいのであろうか?と。

漫画は絵と文字から成り立っています。絵だけならば絵画として芸術にもなれる。文だけなら古典として100年残ることもある。それぞれ、単体ならば評価の歴史は長いです。

絵と文字を組み合わせている、それをコマ割りという独特の空間内で表現する、というのが漫画の最大の特徴であり魅力であると私は考えました。

漫画が子供っぽいと感じるのは、ではデフォルメのためでしょうか。
大げさに表現することでわかりやすくしたり、または絵では足りないところを文で補い、文章で表現しきれない広さを絵で補うことができるからでしょうか。それがずるい、もしくは安易だと感じられてしまうのでしょうか。

しかし、こうも思いました。

漫画を子供の読むものだと思わせている最大の理由は、それがフィクションだからではないかと。空想で、現実ではないから。

ところがこうなると、絵も文も変わりません。創作物はすべからくフィクションで、イコール子供っぽい、信用性が薄いってことになってしまうからです。
さすがにこれは違うだろと思うので、まあいろいろ考える余地はまだまだありますが。

ただ、絵も文も漫画も、どの表現であらわしたどの題材も、もしそれがまったく個人の想像からなるフィクションならば、絵に感動することも、文章に涙することも、漫画に胸躍らせるのも、けっこう似たようなもんではないかと。

わたしは、絵空事を楽しんでいるのだと。

漫画の子供っぽさがどこから来るかはわかりません。おそらく多面的、複合的な考察が必要だと思います。
でもその一端に「フィクションだから」があることは、確かではないかと思うのです。

そしてその一点においては、映画だろうが小説だろうが漫画だろうが変わらない。

ファンタジー小説も、文芸小説も、古典絵巻物も。

どれを読んで面白がっても、それは絵空事に対して本気になっていることを意味してるのよねーと。

なんとなくそう思ったとき、ファンタジーという舞台が、侮る存在ではなくなっていました。
私にとって、創作小説がすべて一列に並んだといいますか。

では、なんでファンタジーがすきなのかな〜と考えてみると…これがなかなか思いつかない。嫌いな理由は簡単にいくらでも言えますが、好きに理由はあまりない。好きだから、好き。

しかし、その好きな理由のひとつだけはわかっています。

たとえば環境問題とかありますけど、そういった現実の社会での問題を、架空の世界でとりあげて書かれているとすごく面白い。
どっかにありませんかね、リアルな社会問題をテーマにしたファンタジー小説(笑)。
祖父母にすら無沙汰をしているわたしです。いけない子…!!

締め切りを守る超々良い子にならねば。

最近生牡蠣に凝っています。レモン汁としょうゆで食べるのです。うまいのですー! 毎日牡蠣くってます。精力満タンです(え)。
土手なべとかで食いたいなー。味噌と牡蠣がまた合うのですよね…。冬はやっぱ鍋だぜ。

東北地方はもう、冬に両足を浸らせている状態ですので、夜中になれば羽織ものが欠かせません。
ずっとフリースを着ていたのですが、二階に置きっぱなしにしていた綿入れを羽織ってみたらば、そのステキぬくもりにとりつかれました。

なんちゅーんですか、あったかいけど、暑すぎない。そしてフリースだと、なんだか体が動くにくくなってしまうような感じがするのですが、綿入れにはそれがないのですよ(あくまで私個人の感覚ですが)。

見た目からしても綿入れのほうが重そうなのに、それほど重くもないし…。むしろフリースのほうが肩とかを不自由にさせる気がするのはどうしてだろう。前が空いているのに寒くならないのは何故だろう。袖が邪魔にならないこのベリグッチョな長さは誰が決めたのだろう。この心地よさは、いったい。

すっかりお気に入りであります。

「綿入れ」と言うのでしょうが、東北弁を愛するものとして「どんぶく」、いや、より格調高く「どんぶぐ」といいたい!

どんぶぐ最高!!
書きたいといえば只今は今回のオンリーでおもしろかった本のことでも書きたいのですが、なんとなく面倒です。

部屋の中では「めんどくさい」取り締まり強化期間中なのでこんなところで呟いてしまいましょう。めんどくさい。

…使用がバレると妹子にシッペをくらいます。シッペはいたいのだす。いやなのだす。

先日魔女宅が放送されてしまったので、我が家は暇さえあれば魔女宅エンドレス。夜中になれば魔女宅エンドレス。
見たい番組がなくても魔女宅エンドレス。

そこまでジブリが好きかといわれますがええ好きですねジブリ。
ナウシーカとラピュータと赤いブーちゃんとケモノーノならばほとんどの台詞をそらで言えるほどです。

ところで今回の大阪オンリーで私たち姉妹の心をいちばん打ち抜いたのは、大手さんの出された新刊でも、ブ厚くなかなかに豪華な記念本でも、きゅんとときめくグッズでもありませんでした。



―――それは一冊のコピ本でした。



ここでサークルさまのお名前を出していいのかもわからないし、実際コピ本の中身は申し訳ないながら未だにほとんど読んでないです。
私にとってあのコピ本の意味はその薄い一枚の表紙、そのすべてに集約されていたのです。


題は『イルカ金融』。


デフォルメの粋を極めたイルカ先生が、くちびるが蒼で下睫毛びろんびろんで目ン玉を上に向けたイルカ先生が、大口開けてなんか高笑いのよーな表情を浮かべているステキ絵です。



カタログに載っていたサークルカットを拝見したときから、「うわーなんかいったいどういう内容のカカイル出すのかわからんけどとりあえずここは行っときたいわ」「異常に気になるねコレ…」みたいな会話を妹子と交わしておりましたが、いやーホント、行ってよかった。

なんかうまく表現できませんが、一目みての感想は「すげえ…!!」。そんな感想の絵ってどうなのよという突っ込みは果てしなく正しい。

目当てのサークルさんを大体買い終わったあとで行ったのですが、わたくしちらりと見て「これは買いだ!!!!」即手に取りました。


顔が笑いにゆがむのをこらえるのに苦心しました。


その後、妹子と合流して「そいえばあそこは行ってみた?」と聞かれて「スゴかったよ、行ってごらんよ」と興奮をおさえきれずほくそ笑むと、そそられたのか妹子はつつーっとスペースに向かっていきました。


そして笑いをこらえるために俯き加減の早足で「おね〜〜ちゃ〜〜〜〜ん…!!!」と帰ってきました。


あれ、なに。あれナンなの。っていうかアレはありなの?(爆笑)

きっとここが自宅だったらば床をバンバン叩いてバカ笑いしていたに違いない感情のオーラがわたくしの目にははっきりと見えました。

―――凄まじい威力だぜ、イルカ金融。

いやー私としてはあの表紙を書いて、そして表紙として採用した絵描きさんに拍手を送りたいですよエヴァ○ゲリオンの最終回のごとく。

なんかもー安らかな微笑みで送り続けたいですよ心からの賞賛を…!! それくらいわたくしは感動いたしましたよ。

大阪に行った甲斐があるぜと光輝く出会いでした。

あのイルカ先生をわたしは一生忘れないことでしょう。
これからもカカイラーを見つけては、あのコピ本を差し出して笑いをふりまいていくことでしょう。

すでに妹子が友人に振りまいていましたが。
はじめて行きました。ようやく国民の義務をひとつ果たした気分…。次は納税だな。消費税だけじゃなくガンバレ俺。

会場に入って、名前を読み上げられ、なんか用紙のようなものでおそらく選挙に来たひとをチェックしているのだと思われますが、印をつけているのを見てビビりました。

そうか…ちゃんと調べられてるんだ…。有権者名簿か?

政府がちょっとこわくなった一瞬。
だからしんどいことがあっても、わたしは一生懸命本を読むのです。

千切れるほどに苦しい思いをしても、それで自分が縮こまってしまったんじゃ、まるっきりその事象に囚われているようじゃありませんか。

それはちょっと悔しかねえかい。

この世には、もっといっぱい、飲み込めないほどの知らない出来事や人々、思い出であふれているというのに。

自分の全てを100として、50も占めるような哀しみがあったとする。このままじゃ辛くってしょうがない。
しんどくってしょうがない。

どうにか「大丈夫だいじょうぶ」って自分に言い聞かせても、しんどくないしんどくないって笑っても、月日が過ごすにまかせても、限界があると思うのです。

だから私はむりやり別のことをする。

自分の全てが100じゃなく、200にも、500にも1000にもなってしまえば、50の哀しみなど薄れていくからです。

哀しい体験をしたら、その倍も十倍も新しい、おもしろい体験をするといい。

わたしはそう思います。
辛いと内に内にこもっていくタチだから、よけいに。

沈むとこまで沈んだら、少しずつ外へ出て、そしていろんなものを拾って、自分を変えていく。

自分を更新して――いつしかヤなことも噛み砕いて投げ捨てられるようになれればいいと思うのです。
完全に消し去ることはムリで、いくら消化したって消化しきれぬものは残って、ときどき鮮やかによみがえってまたわたしを苦しめるのでしょうけど、そうとわかっていながらも、いつか辛さが気にならない薄いシミになるよう願っていたい。

そう希望をもてるように、新しいことにどんどん挑戦していきたい。

『私』だけは、私が支配していたいのです。
しました。ギッチリ八時間。
ナイトパックが始まるのは9時からだったので、それまでは本屋で立ち読みして時間をつぶしていました。
たのしかったー。久しぶりに山ほど情報を詰め込んで、頭は朦朧としたけど気分は爽快!

胸が詰まるような感動というか、充足感というか、なんかもう活字っていいな。文章ってほんと最高だな。

帰国後はじめてたっぷりと活字のシャワーを浴びて、打ち震えましたよわたしは。

きっとそうやって本を抱いて目に星を浮かべていた様はハタから見たら立派に変人でしょう…。

でもでかい本屋には、変人なお仲間と思われるような、私が二時間立ち読みして本屋出て行く間ほとんど姿勢を変えずに読み続けているツワモノがいるので安心です(なにが)。

すげーていうかすげー(文法…)。
国語の教師をやっていそうなオジサマが多いですねー。そういう方には。

ああわたしはほんとに、本が好きだ…。漫画も好きだ。

そんなわけで。

映画を一緒にみた友人と別れたあと、うろうろ駅前を歩き回り漫画喫茶を物色しました。

いろいろですねーカラーがあるのですよお店によって。

私はいちばん安く、蔵書量も多いと思われる漫画喫茶を選びました。
蔵書はできれば35000冊以上の店舗。それぐらいなければ、「読みたい本がねえ…!!」と頭抱えてキレそうになる。

昨今はやりの、キレイでオシャレな漫画喫茶がわたしは好きではありません。

本の数が少ないから。

一度行ったんですが、ただ眠りたいときにはああいう場所は最適だけれども、浴びるほど本を読むためだけに漫画喫茶にいく私には合わねえもんだと痛感しました。

読もう、と目算つけていった漫画がなかったんです!!!!!!!

ものすンごいショックでした…。

もうほんとに痛いほどショックでした。本がない。ない。読みたいものがない。
ない。




フンガ―――――――――――ッッッ!!!!!!!!




―――これって、笑われるかもしれないけど本バカにとっては悲劇なんですよ。

オッシャレーな漫画喫茶は、過去現在の名作有名どころはコンスタントに揃ってますので、それでいい時はオススメです。

私はちょっと小汚いような漫画喫茶が好き。
大抵、喫煙席のほうが本棚に近いから、着てる物を次の日すべて洗濯できるならば喫煙席でもいいかも。

おやっさんが多いとこだと、夜中にはイビキが聞こえますが。

八時間の間、読んだもの↓

はるか17(1〜7)
ハンターハ○ター(20〜22)
Dグレイマン(1)
ドラ○ン桜(1〜9)
ぼくの地球を守○て(7〜21)
記憶鮮明?(単刊)
か○くりサーカス(1〜25ぐらい)

覚えているだけで大体こんぐらいです。50冊くらいか。
がんばったな俺。

ぎりぎりまでからく○サーカスねばったんですが、さすがに38巻までは太刀打ちできませんでした…。読み始めたの二時半だったしな(もちろん夕方の二時に非ず)。

つかいつのまに、うしお○とらより出ていたんだ? 時が流れるのは早いな…まあ連載がサンデーだからってのもあるんでしょうが。

しかし漫画喫茶ってのは偉大なもんですね。
私が小さかったころは、読みたい漫画は買うか借りるかしなければ読めませんでした。
レンタル漫画屋さんがあったけど、高いんで使えなかったから、友達が持っていなければその漫画には手が届きませんでした。どんなに読みたいと思っても。

あとはあくせく、古本屋に通いましたねー立ち読み目当てで。

けれど今は10分からでも漫画喫茶で読めるし、買い逃した雑誌だって見れます。サイコーです。これ以上の幸せはない。
続きが読みたいなー。

そして久しぶりにぼく地球をよんで、くそうこれはどうしてこんなにおもしろいんだ…!!!とうごうごした。

おもしれー。ぼく地球、おもしろすぎ。
これは名作だー私の中のトップ漫画ベスト10に入れていい。

順位は変動するのですが、私の中ですんげーおもろい漫画、超おもしろかったやつって言えば、

パームシリーズ(伸たまき(いまは獣木野生))。
バナナフィッシュ(最後泣いた)。

あとはバサラとか。考えてみると少女コミックばっかですね。少年コミック部門で言えばたぶんドラゴンボールとかスラムダンクとか入ってくるのかもしれない。

でも「すげー。これすげー」と深く深く思って、それを忘れないでおこうと自分に刻みつけたのはたぶん上記の二作がまず先。

―――でもそれに、ぼく地球を加えてもいいかもしれん。と昨日思いました。

これも泣いたな…。そしてこの作品、OVAがまたすごい、いい出来なんですよ。
わたしが見たOVAの中でも最高峰。ほんっとマジですばらしいです。
今調べてみたところによると、DVD化されているみたいですね。欲しいぞちくしょう。

思い出に残るどころか離れなくなるアニメでした。

映像は絵画のよう、声優さん言うことなしでキャスティングも抜群、演技も冬馬さんもう貴方以外には考えられません輪は!!って感じで、さらにさらに音楽が泣くほどすばらしい。

菅野よう子さんがブレイクする前ですが、月に溶けてしまいそうな楽曲の数々はいま聞いても変わらぬ凄さ。

私は「時の記憶」を未だに歌えます。歌詞メモして必死に覚えたなあ小学生のころ…。

BS2かなんかのアニメ特選でこれを見て、忘れられなくなってる同世代が大勢いるはずです。

なんでこんなにすばらしい世界が表現できるんだろう。

創作にはときどき、狂おしくなるほどの輝きを放つ作品が生まれますね。
そういう作品はもう無機物じゃなくて生きているような気さえします。

私の心の中ではたしかに、昨日今日知り合った人間よりも広い面積を占める思い出であるのでしょう。
どうしてこんな修羅場に?

という問いは愚問です。



修羅場だからこそ夏の一大イベント地元港まつりの花火とうに丼ははずせないのだよ…!!!!!



いやとりあえず、死にそうにきりきりしてたんで、あの閉鎖された六畳の和室空間から出たかったというのもあります。

漫画の原稿用紙もペンも、わたくしの相棒ノートパソコンのダイナちゃんもきっちり引き連れての参勤後退だったんですから、どうか大目に見てやってください…(土下座)。

母上が仙台まできているというので、仙台で合流してとりあえず美味いメシ。

コミケ参加を知っている従姉妹から「原稿だいじょぶなの?」「それは言うな」心配といいますかむしろあの表情はカンペキ苦笑だったでしょMちん(ぐおお)…!!な会話をこっそり交わしつつ、うんみゃいフレンチを食いました。

仙台も発展してるよなあ…。

暮らすだけならわたしはここがいいです。
広すぎず狭すぎない街も好きだし、緑も適度にあるし、温泉も近いしスキー場も近いし、親戚いっぱいいるしね☆

そんで仙台七夕でごったがえす街を「七夕なんぞ誰が見るかい」という勢いで通り過ぎながらフォーラスでお買い物。

わたしはこのお祭り、好きじゃないのですよ。

人がいっぱいいすぎて。
そして七夕飾りを見るだけなんですもん…ちっちゃいころに歩きまわってうんざりしたせいかな。

だいいち、ゆっくり頭上を見ながら歩きたくても、ああも人で混んでいたんじゃあ、おちおち余所見もできやしません。立ち止まるなんて、もっての外。

自然、足元に気を付けて歩かなきゃならんわけですが、―――七夕飾りを見るはずが、ひとの靴ばっか見てたよ…てなことになるわけです。

仙台七夕が好きな方には大変もうしわけありません。
綺麗だし嫌いじゃないんですけど、ゆっくり鑑賞できる態勢はとてもとても、満足できるほど整ってないよなあ、というのが私的感想なのです。

いっそアーケードに動く歩道を設備して…なーんて無理ですよねははははは。
でも動く歩道ができたらすごく便利だと思うんだけどなあ。
それならゆっくり見れるしね☆

しかし地元に帰って会う人会う人に「仙台で遊んできたんだー」っつうと「あら〜七夕まつりに行ってたのね」などと当然のように断言されてしまったので苦笑しつつ説明を繰り返す羽目になりました。

フォーラスで山ほど服を買いました。

つーのもですね、1年も中国にいたんで、流行からすっかり遅れてしまい、持ってる服がどうにもこうにも足りないのです。着回しできない。

白いカーディガンとかは、中国で洗濯して黄ばんだので(黄ばむのですよ…薄汚れる)、スパっと全部捨ててきちゃいましたし。

着るものや可愛い服がなくてどうにもこうにも困りはてていたので、どばんと買っちゃいました。楽しかった…!!!

―――でもあとから、値段をぜんぶ元換算してみたら、あまりの高額にヘコみました。
よ、予想以上におちこむ…ダメージがおおきい…(死)。

この値段があれば旅行ができる…!! とか1ヵ月生活できるとか、数十着の服が買えるとか思っちゃって、マジで苦悩しそうになりました。

「元換算なぞすんなよ!!」と母には笑われましたが…。

ええ、もう、二度としたくありません(涙)。ほんとヘコむー。
腹がへったので冷凍のハンバーグをあっためて、その器に解凍したごはんをただ乗せる。

食えりゃ見た目はどーでもいい。うまいし。

朝の光は目にまぶしい。やつれた精神にもまぶしい。

のどが渇いたので飲み物を探す。――なにもない。

毎度なくなる度につくっている麦茶を、妹子が出しっぱなしで放っておいたらしい。
ぬるく薄いそれを捨てて、新しく茶葉袋をいれて冷蔵庫へぶちこんでおく。

コップも和室に置いていたんだった。

舌打ちしつつ、他に洗い物を増やすのもうんざりなので手酌で水道の水をすすった。

――すするつもりが、がぶがぶ飲んだ。

血の気が失せて、白くなったてのひらにうつる水は濁りもない汚れもない透明。


ふと中国をおもいだした。


―――どんなにマズくても塩素臭くても、水道水がそのまま口にできるしあわせよ。


この感覚、いちどは味わってみる価値がある。
数日前から「見るよッ!!」と、妹子はめちゃめちゃはりきっていた。

―――でもさ。





…アンタDVD持ってるじゃん…。







しかもきっちり事前予約した初回特典付きで…。





でも結局わたくしも一緒に見てしまったのでした。
メイトに行った妹子が、



「売り切れだった…(ガビーン!!)」



――ってどうやら、メイトでは約10年ぶりのお二人のBLカップリングだったつーことで、ポップまで出て販売促進されていたそうな。

おかげで発売一週間たたないうちに売り切れ…。




じゃあポップは取り外せ(逆恨み)…!!!





歯軋りしつつ思いましたが、売れちまったもんはしょーがない。

おそらく田舎のメイトとかでは残ってるでしょうが、そこまで行く機会があるわけでもない。
仕方ないので通信販売にきりかえました。
数日中に届くはず。
原稿中のオイラを癒して…もとい、萌りあげてくれることでしょう。
寝ないでずっと勉強できるんだったら…とヤバイ薬に手を出してしまった受験生の気持ちを追体験中。



―――ヤバイってだからそれは。



あーでもリポ○タンのお世話ぐらいにはなりたいです。

買ってこようかな…。

今週が山場です。ふんばれ俺。
今日はちょっぴりマヨネーズを落としてみました。

炊きがけご飯に、生卵ー♪
ショーユちょびっと、マヨぐるりー♪




かっこんだらすぐ原稿。

原稿。

2005年7月29日 よしなしごと
がんばれ自分。

とりあえず書け。ひとまず書け。

あいうえおいうえおあうえおあいえおあいうおあいうえ。
りーて・らとばりた・うるす。ありあろす・ばる・ねとりーる。
しっこくの闇のそこにもえる地獄のゴウカよーわがけんとなりててきをほろぼせーべのん

てくまくまやこんてくまくまやこん
らみぱすらみぱするるるるる…

ちちんぷいぷい…
すましたいまやじおといよち〜

えくすぺりあーむず武器よされ〜







ばるす。



全部わかった方とはオトモダチになりたいです…。あーもうしぬー!!!!
動いてないのにモーレツ腹が減る。

頭がブドウ糖をいっぱい使ってるんだね…!!と妹子と感心。

明日あたり、オススメカカイルサイトさま書きます。
本気で修羅場ちゅう。

腰の痛みに耐えつつ、気を紛らわしては書き、考えては書きしている。

書いたら寝る。
起きたら食う。
食ったら書く。
書いたら(以下エンドレス)。

頭が朦朧としてくる。眠い。

折りしも台風上陸。

これは私に、一歩も部屋から出ないで書き続けろという紙のお達しか。

いや神のお達しか。

夜半に吉○家に豚丼くいにいって、雨に降られ、おろしたてのズボン一本洗濯行きにしました。

……バンヤンのばかー!!!(今回の台風七号のアジア名:香港、広東語にて木の名前)




ところで日本から用意された「台風につけられる名前」は全て星座の名前だそうですが、

コップとかウサギとかあるのはどーなんだろう…。いや面白いけど。…おもしろいけど、台風の名前が「コップ」…。
この癖、我に返ったときにショックがでかいのでどうにかしたい…。

いま猛烈に、神保町の書泉に行きたいです。

あそこの品揃えは天下一品。たぶんわたしと相性がいいのでしょう。

本屋にも相性のよしあしがあります。

ここに行くと、よく探してた本が見つかる、といったような。
わたしにとってのそれが、神保町の書泉なのです。

そして本屋の店員さんの知識も豊富。質問しても、打てば響くよーに即座に答えが返ってくるのが快感です。

すっげ安心していろいろ聞ける。

「〜の新刊の発売日はいつですか」とか、
「〜のシリーズはいま何巻まで出てますか」とか、
「〜って短編を探してるんですが、どの巻に載録されてるか判らないんです」とか。

「〜の発売日は明日ですがもう入荷してますか」とかいう無茶な要求にも柔軟に応えてくれたり。

発売日前に本を手に入れたい場合、「ありますか」ではなく「入荷してますか」と尋ねるのがミソです(素直に一日二日くらい待てよ)。

本を愛していて、本好きの気持ちを理解してくれる心の広い本屋さんに当たったときは、とてもしあわせです。

それが奇跡的なだけに。
こんなときにネズミーへ出かけていた従姉妹はえらい大変な思いをしたようです。

心配だったのでナビをしてあげました。
ここからこう乗り継いでいったら帰れるよーとか。

ネットが使えない状態だったみたいなので、とても感謝されました。

わたしが「舞浜駅の電車とまってるよ」と連絡しなければ、ホームで長時間立ち往生するハメになっていたでしょう…。
あやうくランドを出るところだったそうです。

しっかし、ランドの方も、園内放送ぐらいすりゃいいだろうに。



――おみやげ期待しているよMちん。



↑「ううん気にしないで。気をつけて帰ってきてね♪」といいながら考えていたこと。セコイぞじぶん。
って言い切ってしまう私はとても非道い人間なのかもしれません。

自分が好意を持ってる人間からの電話なら、心待ちにして、いつ電話が来たとしても、それこそ風呂入るまえマッパでぱんつを洗濯籠に入れてるときに着メロが鳴ったとしても、笑顔でどきどきしながら出ることができるのかもしれませんが。

でも私は、別にそれほど好きでもなんでもねーや、な方からの電話も、どんな時間だとしても大体笑顔で礼儀正しく受けることができます。

たとえば昼も夜もメシを食いっぱぐれて、ようやく夜11時ぐらいに吉○家で買ってきたほかほか湯気たてるい〜い匂いの焼鳥丼まえに割り箸をパチンと割った瞬間に電話がかかってきたとしても―――にっこり笑って内心を1ミクロンも漏らすことなく「はいもしもしv」って言うことができます。

できてしまいます。


……つか無意識にやってしまうので、いつも切るタイミングに困るのです…。


けっきょく八方美人なんじゃねーかよ、と言われればそうなのかもしれません。


でもね、こう、なんつーかね、条件反射的なものなんスよ。


当然わたしの心内など知ることなく微笑んで会話を続ける相手のかたを邪険にするわけにもいかず。

………けれど。

「早く話終われ」と思いながらうふふふと電話をつづけ、切った瞬間に布団にケータイをぶん投げるようなことを少しでも減らすため、これからは、話したくないときの来電はなるたけ無視ることにいたします(これもじゅうぶん非道い対応)。
たまたまいた人と、「どーせ二度とチャットすることも交流することもあるまい(ネットでの付き合いなんてその程度の軽く終わるものがほとんど、という私の認識)」と思ったので、


「ぶっちゃけ私はオタクよー」


つってみました。


その後のやりとり↓



「コスプレとかしたりするの?」
「しないしない!!(私の体型でやったら眺望権の侵害だ!)」

「人形とか集めたりしてる?」
「(フィギュアのことか??)してないしてない!!」

それってオタクとは言わないんじゃないかな?^^


心の中→えええええ―――ッッ!!??? 俺をオタクじゃないっつったら部屋にある数百冊の同人誌を前に妹子が仁王立ちになるッスよ!!!

実際→「え…そうかなあ?(かわいこぶるわたくし)」


――チャットの会話の初めの時点で、本読むのがめちゃ好きで、どんなジャンルのでも読むと言っていたので、なおさら「オタクじゃないよそれは〜」と思われてしまったようだった。

ちょっと目から鱗だ…そーかコスプレもフィギュア集めもしない人は「オタク」じゃない、と判断するひとがいるのか(爆)。

この世界はもっと奥深いよ、パンピーさん……(遠い目)。

オノレが、「ジャムプ連載超人気少年漫画に出てくる忍者の先生萌えでふたりのホモ小説書いたりしてますv」とはさすがに告白できなかったのであった。

勇気のない私をゆるして…(というかそれを言っちゃったら勇気っつーより露出癖のような気もするが)。
帰ってきたよオタクの国へ!!!(そういう言い方はどうだ)


コンビニで小岩井ミルクコーヒーを買って感動したりとか、
日本語のテレビにじんわり聞き入ったりとか、

誰かに話しかけるとき、無意識に中国語の文章を組み立ててたりとか、

飛行機の中に財布とパスポートが入ったバックを忘れたりとか、



いろいろ、「さすが私だな!!☆(さわやかな汗)」なことがありましたが、まあとりあえず無事にたどり着きました。


しかし、上海で空港に向かう途中のタクシー上ですでに、

ふたつも忘れ物にきづくってどうなのよ自分。


パソのリカバリーCD。

そしてDVDプレーヤーのリモコン。



――どっちもめちゃくちゃ大事なものじゃないデスカ――ッッ!!!!!



とくにリモコン!!!!

再生と停止と一時停止しかできないプレーヤーなんて意味あるのかそれ!!!(全部リモコンでその他を操作するのです)

来週帰国する友達に、なにがなんでも土下座してでも、頼んでもってきてもらわねばと誓うわたしです…。

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