ネタがないときはとりあえず買った本、漫画、読んだ本を挙げる。
しばらくこのキャンペーンでいこうと思います。

ハンター×2は、なぜか19~23巻だけ買ってなかったので、今更だなーと思いながら揃えました。中古で。

しかもそろえた理由がイヤンです。ネットでたまたまハンターのドリーム小説を読んでたら、すげー面白いのに当たっちゃって、原作読みたくなったっつーなんともイタい経過。

ドリーム小説って、私はなんか「自分が主人公になる話」って思い込んでたんですが、
好きな漫画に、自分のオリジナルキャラクターを登場させる(その名前を自由に変えられるようにしてある)、それだけでもうドリーム小説と呼ばれるんですねー。
いろいろ見てるうちにどうも私のこれまでの認識は間違っているらしいと気づきました。
いくつかタイプが分かれてるようです。

タイプがあるっていうのは、登場するオリキャラが、「読者が自己投影できるよう意識してつくられている」かどうかによって、かなり趣が違う作品になるってことです。

すごい乱暴に言うと(ついでに言っててなんか恥ずかしい)、
「日本で普通に生活していたワタシがいきなり●×って漫画の世界に!?」というティーン小説(という言い方ももう古いか…)タイプと、

「孤児になったワタシは戦場で△○(●×という漫画の中の有名キャラ)に拾われ、育てられることになった」
みたいな、創作がけっこう多くなるタイプ。

後者は、ちゃんと書いてあればかなり面白いものもあります。私が読んだ、面白かったハンターのドリーム小説もこのタイプ。
で、前者の話は、かなりの確率で漫画のキャラとの恋愛話になっていき…そうすると漫画のキャラの性格がなんというかかなり破綻というかありえない方向にいってしまうというか相当の説得力がなければ騙せないというか、ともかく読んでていたたまれないほどハーレクインな展開になったりします。
……女の人はいつだって夢を食べて生きてるからね! うん!

いっぽう男の人のドリーム小説はといえば、ひたすらに「俺tueeeeeeeeee!!!」系が多いですんで、もう、人間の指向ってマジ変わらないね! 面白いね! 
空笑いをかまして恥ずかしい願望をごまかしておくことに致します。
往来でものすんごく派手にすっころんだ人がいても、その後当人は顔を真赤にして歩きだしたとしても、涼しい顔で礼儀正しく見ないふりをしてあげるのが大人の対応というものです。

どんな世界も覗きこんでみると奥が深いなーって思うことが多いですけど、
ドリーム小説もさてさて、意外に奥がありそうですよ。つーか人間考察に使えそう。


あ、あと茅田砂胡の新刊はレディーガンナーシリーズの新刊です。

読後感想↓

………この新刊は、ところどころ、ページの隅に「※カラーでお見せできないのが残念です」と入れるべきだと思う。

コメント

39

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索