正直、音楽にあまり頓着しないので、どれも好きだし、ニガテはあってもキライはないという微妙なライン。「最近はやってるやつとかだよ~」とか普通に流せればいんですが、前にこの文句を使用して、「へーじゃあ●×▲しってる? いいよね~」とか言われて「いや…ごめん聴いたことないわ」「え、いますげーはやってんじゃん」っていう展開になったことがあり、それ以来避けております。

適当に返したいが、突っ込まれない方向性の適当な返事というやつはなかなかに難しい。
こういうときに突っ込まれない、さりとて嘘でもなく、会話を自然に繋げるように持っていけるさりげない答え方はないものか。見つかったらヘビロテ間違いなしだと思います。

自分からあえて歌を好きになるとか非常に珍しいです。
もっぱら妹に薦められたものをきく→ヘビロテ→なんか好きになる。というパターンだなと冷静に考えて、もうちょっと己の個性を持ってもいいんじゃないかとふと恥ずかしくなった次第。

でもあえて聴きたい気分になって聴くのは坂本/真/綾かクラシックか、コッテコテのアニソンくらいです。

でも今日、由紀さおりと安田祥子姉妹をテレビで見て、童謡にものすごい引かれました。

そうだ私は童謡が好きだった。みんなのうた、っていう小学校のときに配られた小冊子に載ってるような、唱歌とか合唱曲とかも大好きなんだった。

全国小中高学校の合唱コンクールとかN/H/Kでやってると延々きいてるくらい好きなんだった。

とくに好きなのは『早春賦』『椰子の実』そして、今日テレビで久しぶりに聴いて思わず聞き入った『冬景色』も大好きだ。

なんで唱歌っていうやつは、こう、歌詞が見事なんだろうか。詩情に溢れ、音韻に富み、体に染み入るように懐かしい。

上にあげた歌も歌詞がすごくいいけど、冬景色の歌詞に今日はあまりに胸打たれたので引用しておきたい。


さ霧消ゆる湊江(みなとえ)の
舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして
いまだ覚めず、岸の家。

烏(からす)啼(な)きて木に高く、
人は畑(はた)に麦を踏む。
げに小春日ののどけしや。
かへり咲(ざき)の花も見ゆ。

嵐吹きて雲は落ち、
時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。
若(も)し灯火(ともしび)の漏れ来(こ)ずば、
それと分かじ、野辺(のべ)の里。


ttp://jp.youtube.com/watch?v=QhNfGu39Atw

古いけどローレライの歌とかも好きだ。おばあちゃんが歌ってくれたんだ…。

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