今回、6日のネオロマイベントに参加できなくなったので、昼夜四枚のチケットをお譲りすることになったのですが、まー、ネットだと、いろんな人がいますよね。

まあ別に顔を見合わせて話していても、話が進まないひととか、そういう場面はよくあるので、珍しいことではないのですが。

最近、ネットで扱うチケットの詐欺とかもよく起きているようです。

だから、たとえば手元にあるチケットの写真を送るとか、連絡先住所を互いに交換するとか、いろんな「保証」を提示することが必要になってます。
一番いいのは、どこかで直接会って受渡しすることなんですが。

私は疑り深いし、臆病な方なので、あまりリスクを負いたくありません。だからチケット掲示板を利用しても、「譲る」方はやったことがありますが、掲示板でチケットを譲ってもらったことはありません(マクロスのライブチケットも、自分がコンビニから発券したので、相手の方に送金しなくて済んだ)。

チケットを探すときは、なるたけ知人の伝を頼ります。なにか問題があったときに、お互いに知人に迷惑をかける、それは避けたい、というのが保証になっているわけです。

で、たとえば、「チケット譲ります」の書き込みをすれば、欲しい方からメールがきます。
また、チケットを探しているひとに、「ありますよー」のメールを差し上げることもあります。


何回かやってて思ったのですが、この、メールでの作業っていうのは、「相手の立場を思いやった文章で書く」ってのが、もんのすごーく重要です。

偏見といわばいえ、って感じですが、メールで「こんばんゎ」とか、小文字ひらがなを意味不明に使用した十代メールを送ってくるような人は、まあ、信用できないのでお譲りしようとは思いません。幸いなことに、こういった文章でメールを送ってきた人に遭遇したことはありませんが。

信用できない、というのは、嘘をつきそうだとか詐欺を働きそうとかいう意味ではありません。学生の人に譲ったこともありますが、

学生のひとってこういった金銭の絡む取引に慣れてないんですよね、当たり前だけど。
具体的にいうと、銀行に振り込むとか、その際に必要なものを用意するとか、そういったことがいまいちよくわからず、もしくはスムーズに行えずに、時間をロスしてしまう可能性が高いのです。比較的、の話ですが。

逆に、すっごく慣れてるひとはすっごくスムーズなんですけどもね。おいおい、もうちょっと確かめないとだまされたらどうすんじゃい、というぐらい、ぽんぽん取引を進めようとするのも、意外に若い方が多いです。

中には、初めてチケットをやりとりするという子もいました(こういったことをポロっと言っちゃうのも若いひとかな?)。そのときはぴあで購入したチケットだったので、コンビニで発券してもらったのですが、一から十まで、かなり克明に詳しく手順を説明したのでよく覚えています。

きちんとチケットの写真を見たり、確認したり、といった段階を(半ば儀礼的ですけども)踏むのは、やっぱりそれなりに歳がいった方です。
あとは働いてる人は、仕事で使ってるメールの語彙がつい出ちゃうので、すぐわかる(笑)。逆にこれも信用できるポイント。

譲る記事に対して送られてきたメールですが、

まず、文頭に、宛名として「~さま」ってないと、私はいやです。「そんなことを気にするのか」という人もいるでしょう。

ぶっちゃけ、気にします。

つーかね、別にそうしろ、そうじゃないヤツはマナー違反だって言いたいわけではないんですよ。
私は、文頭に宛名がない人からの申し込みは基本的にお断りする傾向がありますけれど、それなら、探している人も、そんなことは気にしない人へメールをまた送り、譲ってもらえばいいわけで。
それぞれ、見ず知らずの他人へ初めて送るメール、というジャンルの感じ方や考え方が違っていても、構わないと思うのです。

ただ、チケットのやりとりって基本的にどちらも対等の立場ですからね。
この人とは取引したくないなーという意思を貫く自由があるってことですね。

商店になれば、お金を払うほうがお客様で、商品に対して注文を出すのも、探している方のひとです。
でも個人対個人になりますと、欲しいモノを持ってるほうが、立場的にちょっと強いんじゃないかと思いますね。

だからお金を急いで振り込んでしまったりして、チケット詐欺が発生したりするわけですし。

欲しいモノ、この場合「チケット」現物を持ってるほうが、心理的立場としては余裕があるわけです。――が、実はチケットを持っている本人は、譲る先がなくなる前に早く現金化してしまいたいですから、チケットを早くさばいてしまおうと焦ったりしている場合もあるんですけども。ま、別に薄暗い駆け引きは必要ありませんし、「買ってやんよw」みたいな態度で対応されたら「別にてめーに売らなくてもこちとら困んねーよ」ってそっぽ向かれるだけですんで、裏を探ったりなんてことは必要ないっすね。

話が逸れました。

ともかく、私は、しごく真っ当にチケットのやりとりをしようとしている方達の間では、チケットを持っているほうが心理的優位にあると思いますんで、

そりゃもうものすごーく、メールは丁寧にします。

疑われたくないので、相手の方の都合をできるだけ思いやって、自分の心理的優位を徹底的に消そうと努めます。

そのほうが、相手の人に安心してもらえる、つまり信用してもらえる気がします。

それから、メールの頻度に気をつけます。少ないよりは多いほうがまだしもいいです。

あと、もし頻度が少ないようなら、その理由をはじめに伝えておいてほしいですね。心構えができるのとできないのではえらく違います。

それからメールの返信をするときに、相手のメールに書いてあった話題に軽く触れるのも、安心を解くいいスパイスです。
こう書くとすげー冷静な手段みたいだけど、ちゃんと相手を思いやっていれば、全部自然にできちゃうことです。

あと、お金払ったらもうおしまいとか、チケット送ってくれた連絡もないとか、いっきに適当になる人も時々いますけど、

チケットを発送したら、発送した旨を伝え、
到着したら、到着したと礼を言う。

のも、私が絶対行ってることです。つーかチケット送った側からすれば、便りのないのは無事な証拠って言うけどさ、郵便事故でも起こっていたら…なんて心配したりしてるわけですよ。

……あーやっぱり「だからそうしろ」って言ってるのも同じっすね。

想像力をもっと働かせて、自分だったらこのメールが来てどう感じるかとか、不安にさせないためにはどうしようとか、意識して行動して欲しいですなー。


今回、チケットを取引してて、いちばんムカついたのは、チケット募集してる書き込みがあったんで、それに対して「もってますけどいかがですか?」って連絡したら、
「申し訳ないんですが、席番を教えていただけますか」って返信がきた人とのやりとりです。

了承して、席番送ったんですけど、そのあと返信とか一切ナシ。今回は他の方から譲っていただくので、見送らせていただきます、すみません、とかの連絡一切なし。

返信を待ってる間、チケットを確保しておかなきゃならないこちらの立場とか、いっさい考えてないのですね。

それなりにチケットのやり取りを重ねてるので、2日ほど連絡がない時点で、譲り先としては切ったんですが、こういった、他人の都合や厚意を考えない失礼なやつには本当に腹が立ちます。

心の中で徹底的に軽蔑し、罵倒して片付けちゃいます。が、たまに、

「人の都合とかまったく考えないの? バカなの? ならチケットのやりとりとかすんじゃねーよ消えろよ」

なーんてメールを送りたくなりますね。
今回のみならず、これからもそういった不躾で考えなしの脳タリンなバカさかげんを露呈し、のみならず他人に迷惑をかけ続けるだろうことを考えると、

ちゃんと「あんたは失礼なことをしているが理解しているのか?」という詰問は、やるべきなんじゃないか?とも思ったり。

波風立てないように、が美徳の社会に住んでいるわけですけどもね。

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