もう一日寝坊できるなんて、なんて幸せなんだろう、と。


今日居酒屋で母上とメシを食ってきた。

話題は、すりきれたパンツ。

かわいらしく以後の表記は「ぱんつ」とする。意味はとくにない。


母上は一度、体を壊して救急車に乗っかって以来、「人間、いつ死にそうな目にあうかわからない。だからいつでも下着はかわゆいのを装着する!」ということを心がけている。
たとえ着いた病院で、処置のためにハサミで切られてしまう運命だとしても、見られて恥ずかしくない下着でいたいのだそうだ。

そんな母上に、ちょっと方向違うんだけど、「だがしかし、穿きふるしたぱんつの穿き心地のよさは異常」と主張する娘。

隣に客がいない、個室風居酒屋だからできた暴挙。母上には酒が入っていた。


私「もう穴空く寸前! とかまで穿いたやつが最高なのよ。ゴムがいい具合に伸びて食い込まないしさ」

母「あんたそんなこと言ってるからいつまでも彼氏g(以下略」

私「(馬耳東風)」

母「(赤い顔しつつ真剣に)あんたがそんなこといえるのも、若いからよ」

私「えー、だって、母「いいから聞きなさい!」



母「あんたはまだピチピチ(死語)だからいいわよ。でもね、ちょっと考えてみて。擦り切れたぱんつと、自分が同じ年齢になったらどう思う?







私「―――かなしいッ!!」



母「でっしょおお!」








書き方わかりにくいかなー。あと、この感覚は女の人にしかわかりがたいものかなあ?


擦り切れてゴムの伸びた毛玉のついたおぱんつを穿けるのは、中身(自分)がまだぴちぴちだからであって、
中身もゆるくて穿いてるモンもゆるくなっちゃ、女のささやかな自己満足や自己愛(ナルシズムと言ってもいい)の持って行きどころがなくなってしまう…そんな話です。


かわいいぱんつはいいよね。

コメント

39

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索