せっかくだから最近の餃子事件について。
2008年2月19日中国製品を扱う業者さんのてんやわんや、心中お察し申し上げます…とまず労わりの言葉を投げたい。
テレビではちーとも取り扱われませんでしたが、中国政府が日本政府に「騒ぎすぎ。もうちょっと情報統制しろ」みたいなことを要請した、とネットニュースで読んだ途端に、ワイドショーとかでことごとくこの案件を取り上げるのが第一報から落ちた件とか、呆れるばかりですね。
日本もメディアコントロール激しい。締め付け厳しい。てことが非常に実感できました。
↓こっからは超適当なことぶちかましてますんで経済とか詳しい方はご覧にならないほうがいいです。
めっちゃ適当言ってますごめんなさい。
中国製品食べなきゃいんだよね、怖くてしばらく食べられない、なんて意見をよくブログで見たりするんですけど、
ぶっちゃけ、消費者が中国製品を忌避する→中国製品売れない→業者が取り扱わなくなる→日本の食品はクリーンになっていく!
とかいう図式は、ほぼありえないと思う。オイルショックや米一揆のように、よっぽど日本全国で一斉に騒動が起きない限りは。
なんでかというと、
業者が高い商品を扱わなくなってきてるから。
まあソースもクソもない戯言なんですけども、一応、製造業(食品)業界の片隅に生きている者として、そう感じています。
私生活で、中国商品買わないのはまことにけっこうですよ、お好きにどうぞという話です。
しかし仕事で、となったら、そうはいきません。取引先にも予算があり、原価があり、それから逸脱した原料は、使いたくても使えないからです。
営業する立場としても、売りたくとも売れない。高くていい商品を、オススメしても買ってはくれません。
結局いまの製造業界では、まあごくごく一部しか私はわからないんですけど、高くていいものが売れる、なんてバブル系の名残はほとんどないんです。
職人技じみたものとか、よっぽどいい固定客がついて販売ルートが確立されてるものとかは別でしょうけど、一般向け製品については、どの業者でも、
安くていいもの。
安くて使いやすい、値段もそこそこなもの。
を求めている風潮ではないかなと感じます。
私生活で中国製品買わないひとでも、仕事では中国製品を売っている。または買っている。そんな矛盾が垣間見えます。
結局、市場に流通する商品の原料は、もはや中国産から離れられないってことです。
国産は数も少ないし、なによりコストが高い。
でもそんなことより、中国産を使用した商品がここまで流通し、それによって企業が儲けている、って図式自体が、中国産を使わざるをえない理由になってしまっている。
たとえば今まで、中国産の原料をつかって商品をつくってきた会社は、
今までどおり作れば、数が少なくても、売れれば利益はとれます。
しかし国産の原材料を使ったなら、原価が高すぎて、作れば作るほど一個につきいくらの損失が出てしまう。
作って利益になる商品、作ってマイナスに落ち込む商品、どちらを優先して製造するでしょうか。明らかに前者です。
そんなわけで、国内の製造会社も、国内産原料を使いたくても使えない状況だったりもするわけです。
これは別に、だからラベルに中国産ってあっても、仕方ないんだから買ってね★ってことを言いたいわけではありません。
欲しい商品がなくても、似たようなやつがあれば結局人間は買います。
純国産で商品製造することがかなわない以上、業者は、消費者がしびれを切らして中国産を手にすることを待つしかないんです。
そして消費者が結局、「まあこれまで買っててなにも起こらなかったしな」って判断することを見越してもいる。
ずるいですよね。そこをどうにかするのが企業努力ってもんだろう!と。
しかし今のところは、他に手段がない状態です。
このスパイラルを断ち切ることは、おそらく不可能です。
日本は徐々に、所得の低い層と高い層に分かれつつあり――つまり安い商品を求める所得層が増えている現在、しばらく改善は見込めそうにありません。
どれほど高い志をもった会社であっても、日本の食料自給率のパーセンテージからして、外国の原材料は絶対的に必要なのです。
業界から見ると、中国産の危険性をいくら挙げられても、閉口するしかないんだよなーというのを、しみじみ思うんですけど、
消費者はそんなこと斟酌する立場じゃないもんなあ。
でも誰もが、どちらの立場をも兼ねているので、痛し痒し。だれも得をせず、むしろみんなが損をしている事件ですね、これは。
すんげー適当ぶっこいてすんません。
製造業界の新人の大嘘と流してくださいませー。
テレビではちーとも取り扱われませんでしたが、中国政府が日本政府に「騒ぎすぎ。もうちょっと情報統制しろ」みたいなことを要請した、とネットニュースで読んだ途端に、ワイドショーとかでことごとくこの案件を取り上げるのが第一報から落ちた件とか、呆れるばかりですね。
日本もメディアコントロール激しい。締め付け厳しい。てことが非常に実感できました。
↓こっからは超適当なことぶちかましてますんで経済とか詳しい方はご覧にならないほうがいいです。
めっちゃ適当言ってますごめんなさい。
中国製品食べなきゃいんだよね、怖くてしばらく食べられない、なんて意見をよくブログで見たりするんですけど、
ぶっちゃけ、消費者が中国製品を忌避する→中国製品売れない→業者が取り扱わなくなる→日本の食品はクリーンになっていく!
とかいう図式は、ほぼありえないと思う。オイルショックや米一揆のように、よっぽど日本全国で一斉に騒動が起きない限りは。
なんでかというと、
業者が高い商品を扱わなくなってきてるから。
まあソースもクソもない戯言なんですけども、一応、製造業(食品)業界の片隅に生きている者として、そう感じています。
私生活で、中国商品買わないのはまことにけっこうですよ、お好きにどうぞという話です。
しかし仕事で、となったら、そうはいきません。取引先にも予算があり、原価があり、それから逸脱した原料は、使いたくても使えないからです。
営業する立場としても、売りたくとも売れない。高くていい商品を、オススメしても買ってはくれません。
結局いまの製造業界では、まあごくごく一部しか私はわからないんですけど、高くていいものが売れる、なんてバブル系の名残はほとんどないんです。
職人技じみたものとか、よっぽどいい固定客がついて販売ルートが確立されてるものとかは別でしょうけど、一般向け製品については、どの業者でも、
安くていいもの。
安くて使いやすい、値段もそこそこなもの。
を求めている風潮ではないかなと感じます。
私生活で中国製品買わないひとでも、仕事では中国製品を売っている。または買っている。そんな矛盾が垣間見えます。
結局、市場に流通する商品の原料は、もはや中国産から離れられないってことです。
国産は数も少ないし、なによりコストが高い。
でもそんなことより、中国産を使用した商品がここまで流通し、それによって企業が儲けている、って図式自体が、中国産を使わざるをえない理由になってしまっている。
たとえば今まで、中国産の原料をつかって商品をつくってきた会社は、
今までどおり作れば、数が少なくても、売れれば利益はとれます。
しかし国産の原材料を使ったなら、原価が高すぎて、作れば作るほど一個につきいくらの損失が出てしまう。
作って利益になる商品、作ってマイナスに落ち込む商品、どちらを優先して製造するでしょうか。明らかに前者です。
そんなわけで、国内の製造会社も、国内産原料を使いたくても使えない状況だったりもするわけです。
これは別に、だからラベルに中国産ってあっても、仕方ないんだから買ってね★ってことを言いたいわけではありません。
欲しい商品がなくても、似たようなやつがあれば結局人間は買います。
純国産で商品製造することがかなわない以上、業者は、消費者がしびれを切らして中国産を手にすることを待つしかないんです。
そして消費者が結局、「まあこれまで買っててなにも起こらなかったしな」って判断することを見越してもいる。
ずるいですよね。そこをどうにかするのが企業努力ってもんだろう!と。
しかし今のところは、他に手段がない状態です。
このスパイラルを断ち切ることは、おそらく不可能です。
日本は徐々に、所得の低い層と高い層に分かれつつあり――つまり安い商品を求める所得層が増えている現在、しばらく改善は見込めそうにありません。
どれほど高い志をもった会社であっても、日本の食料自給率のパーセンテージからして、外国の原材料は絶対的に必要なのです。
業界から見ると、中国産の危険性をいくら挙げられても、閉口するしかないんだよなーというのを、しみじみ思うんですけど、
消費者はそんなこと斟酌する立場じゃないもんなあ。
でも誰もが、どちらの立場をも兼ねているので、痛し痒し。だれも得をせず、むしろみんなが損をしている事件ですね、これは。
すんげー適当ぶっこいてすんません。
製造業界の新人の大嘘と流してくださいませー。
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