真皓き残響琵琶島姫―炎の蜃気楼邂逅編 (コバルト文庫 く 5-85)
2008年2月6日 読書
ISBN:4086011212 文庫 桑原 水菜 集英社 2008/02 ¥480
おひょっ! 過去編の新しいやつがやっと出たぜ!
と思って喜んで買ってみたのですが、内容の著しい同人化(って言うのかなあこれ。いまいちしっくりこないけど、なんつーか作者の自作の二次創作みたいな…)に、ちょっと苦笑しました。
本編より、この過去編のほうがおもしろいと最近は思います。
特に最初に刊行されたときは、なんというか「物語のはじまり」の凄みがあった。勢いというか、呑まれるような作品の雰囲気が滲んでいました。
それに比べるとこの新刊は軽いwww 思わず「w」使っちゃうくらい軽いっす。
作者もけっこうお遊び気分で書いたんじゃないかなー。ノリは短編です。読みやすいけど、女装wとか、天女wwとか、コスプレwwwとかが主題だと思う。つかそっちのノリが強烈すぎて中身印象に残らねぇ。
でもちゃんと次への伏線となるキャラをいれてくる辺りは、やっぱりこの作者だなぁと。ちゃんと本筋と繋がってるよって見せてくるんですね。そこらへんはきちっと決める。
ちょい無理やり感あったかもしれんけど(笑)。
ところで、私は自分で自分のことを、イタイ腐女子だと思っているけど、それの最たる理由は、
イタイ主張を、たまにぶちかましてしまうからです。一般人から見たらどーでもいい、つーか、くだらないを通り越して、なぜそんなことにそこまで熱心に弁舌を奮えるのだ?と恐れおののかれて精神世界を別次元に逃避させたいと聞き手に思わせるほどの、イタイ自論をぶちかましてしまうからです。
――――というわけで我慢できない。
ええええええこんな初期から意識しあってんのって、なんかおかしくね!!?? そこまでなんつーの、なんつーの濃ゆくお互いの距離感をはかってじりじり、じりじりしてんのってまるでだって描写が恋愛中じゃん!!!!
四百年前からぁぁあ!!??
え―――――――――なんか最初っから恋愛つーか執着ちゅーかそういうの含ませた関係だとは思ってなかったのに――(それはアンタの思い込み。自分突っ込みは重々承知)。
敵対、の時間が短すぎねー? いや思いっきり敵視し合えとは言わないしそれもナシだろうけどさー。安易に惹かれあってほしくないわー(それはアンタの願望)。
書き方が同人っぽくて萎えるー。
じわじわくるからいいんじゃんよー。ねー(誰に言う)。
気になる、なんでオレ、アイツのこと気になるんだ?みたいな恋愛漫画独特の書き方がさウワー!!!!体かゆー!!!カイカイカイカイ、そういうのどっちもやってると、出てくると、口から砂が出ちまうぜ。直視しがたい。
カカイルなら楽しいのに。なぜだ。なぜなんだ。
ともかく、短編ってことで描写が甘かったせいもあるかもしれないんですが、ちょっぴり青臭い恋愛初期★って感じのにおいがあり、私の好きな空気ではなかった。
たぶん私は、少し胸に痛い話運びのほうが好きなんだと思います。
しかし、物語の時間的に追うと、生まれ変わった主人公たちが体にも慣れてきて、少し笑いが混じる余裕ができ(生きてる人たち、という感じがでてきた)…という流れには沿っている。こういう話もちょうどいいんだろう。
構成的には次話に期待です。
すんげどうでもいい蛇足だけど、イタい桑原さんに、黒乃ナナエさんがイラストつけた、私にとっては濃ゆさ絶好調、大好きなコンビかもしれねぇ!と密かに興奮して買ったイ/ル/ゲ/ネ/スって小説は、クソつまんなかったです。
こんなこと言っちゃって好きな人いたらほんとすみません。でも桑原さんは、もう少し話の流れ的に、じっくり書く部分を増やしたほうがいいと思う。
スピード感がありすぎて、急展開と主人公のガガーン!ショック!についていけず、置いてけぼりにされたりするなと思いました。
長所は短所って、よく言ったものだ。むずかしい。
おひょっ! 過去編の新しいやつがやっと出たぜ!
と思って喜んで買ってみたのですが、内容の著しい同人化(って言うのかなあこれ。いまいちしっくりこないけど、なんつーか作者の自作の二次創作みたいな…)に、ちょっと苦笑しました。
本編より、この過去編のほうがおもしろいと最近は思います。
特に最初に刊行されたときは、なんというか「物語のはじまり」の凄みがあった。勢いというか、呑まれるような作品の雰囲気が滲んでいました。
それに比べるとこの新刊は軽いwww 思わず「w」使っちゃうくらい軽いっす。
作者もけっこうお遊び気分で書いたんじゃないかなー。ノリは短編です。読みやすいけど、女装wとか、天女wwとか、コスプレwwwとかが主題だと思う。つかそっちのノリが強烈すぎて中身印象に残らねぇ。
でもちゃんと次への伏線となるキャラをいれてくる辺りは、やっぱりこの作者だなぁと。ちゃんと本筋と繋がってるよって見せてくるんですね。そこらへんはきちっと決める。
ちょい無理やり感あったかもしれんけど(笑)。
ところで、私は自分で自分のことを、イタイ腐女子だと思っているけど、それの最たる理由は、
イタイ主張を、たまにぶちかましてしまうからです。一般人から見たらどーでもいい、つーか、くだらないを通り越して、なぜそんなことにそこまで熱心に弁舌を奮えるのだ?と恐れおののかれて精神世界を別次元に逃避させたいと聞き手に思わせるほどの、イタイ自論をぶちかましてしまうからです。
――――というわけで我慢できない。
ええええええこんな初期から意識しあってんのって、なんかおかしくね!!?? そこまでなんつーの、なんつーの濃ゆくお互いの距離感をはかってじりじり、じりじりしてんのってまるでだって描写が恋愛中じゃん!!!!
四百年前からぁぁあ!!??
え―――――――――なんか最初っから恋愛つーか執着ちゅーかそういうの含ませた関係だとは思ってなかったのに――(それはアンタの思い込み。自分突っ込みは重々承知)。
敵対、の時間が短すぎねー? いや思いっきり敵視し合えとは言わないしそれもナシだろうけどさー。安易に惹かれあってほしくないわー(それはアンタの願望)。
書き方が同人っぽくて萎えるー。
じわじわくるからいいんじゃんよー。ねー(誰に言う)。
気になる、なんでオレ、アイツのこと気になるんだ?みたいな恋愛漫画独特の書き方がさウワー!!!!体かゆー!!!カイカイカイカイ、そういうのどっちもやってると、出てくると、口から砂が出ちまうぜ。直視しがたい。
カカイルなら楽しいのに。なぜだ。なぜなんだ。
ともかく、短編ってことで描写が甘かったせいもあるかもしれないんですが、ちょっぴり青臭い恋愛初期★って感じのにおいがあり、私の好きな空気ではなかった。
たぶん私は、少し胸に痛い話運びのほうが好きなんだと思います。
しかし、物語の時間的に追うと、生まれ変わった主人公たちが体にも慣れてきて、少し笑いが混じる余裕ができ(生きてる人たち、という感じがでてきた)…という流れには沿っている。こういう話もちょうどいいんだろう。
構成的には次話に期待です。
すんげどうでもいい蛇足だけど、イタい桑原さんに、黒乃ナナエさんがイラストつけた、私にとっては濃ゆさ絶好調、大好きなコンビかもしれねぇ!と密かに興奮して買ったイ/ル/ゲ/ネ/スって小説は、クソつまんなかったです。
こんなこと言っちゃって好きな人いたらほんとすみません。でも桑原さんは、もう少し話の流れ的に、じっくり書く部分を増やしたほうがいいと思う。
スピード感がありすぎて、急展開と主人公のガガーン!ショック!についていけず、置いてけぼりにされたりするなと思いました。
長所は短所って、よく言ったものだ。むずかしい。
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