今日はケーキ祭り。

2006年11月27日
ケーキ八つも買っちゃいました。誰が食うんだこれ。俺が食うんだコレ!

そんなわけで歯医者の帰りに甘味を買ってきたのですが(なんか矛盾を感じる)、

帰り際、「ケーキ持ってんだから誰も俺に触れるなよ〜〜〜ぶつかってきたらコロス」と念じながら歩いていると、

後ろから少年たちの騒ぎ声が。

どかーん! バシュン! バシュン!とか効果音を叫びながら二人で戯れつつやってきました。
ひとりは自転車で、ひとりは小走り。小学生と思うのですが、なんだか自転車は低速のためよろよろしてるし、歩きの子はなにか手にもってるものを剣に見立てて敵をばっさばっさ斬っているわで、

今のわたしにとって非常によろしくない状況だ、と半眼になりました。

脇を通り過ぎていった時なんか警戒心がピークで、口が悪いのですが「ギャーギャー歩くんじゃねえよガキが!!」と内心で毒づいてしまったほど。ぎぶみーカルシウム。心を広く持ちましょう。

でも彼らの後姿を見たとき、ふっと気がついたのです。

ちがう。ガキがアホなんじゃない(子供は大概アホな部分を持ってるが)。

――子供がぎゃいぎゃい遊びながら歩ける通りがないことが、問題なんだ。

人がいっぱいで、狭くて、気を抜けば袖が擦れ合ってしまう。他生の縁とは言うけれど、そんなのんびりした気持ちで歩むひとは、この街にはたぶん多くない。
わたしもその一人なのだ。

うるさく笑い、賑やかに喋りながら前をいく二人組の少年たち。

その背中は、地元ではよく目にする当たり前の、微笑ましい光景だったのでした。

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