アスマの死がカカイル界にもたらす影響について。
落ち着くといろいろ考えだしてしまうなー。
ぶっちゃけ、私でさえもアスマが出てくる話のシーンは今書きにくい気持ちです。他の書き手さんがたも、少なからず胸に詰まったものを抱えていらっしゃるんじゃないでしょうか。
こないだ従姉妹のRちんとメールしてて、アスマのこととかちょっと語ったりしてたんですが、
カカイルサイトさまとか、めっちゃテンション低いのよーと私がボヤくと、
『あ〜。必須キャラだもんね〜アスマ。彼ほど万能型はいないもんね〜、間男しかり相談役しかり』
――という文面が送られてきて、思わず深ぁく頷いてしまいました。
そのときは、単純にその内容だけに頷いていたのですが、後々まで後を引く読後感の悪さを思い知って、
これは、もう少し突っ込んで考えると、カカイル界の将来性にも関連する事件だったのかもしれないと思うようになりました。
死の直後の抵抗感は仕方ないですが、これが長く続けばどうなるか? 或いは「原作で死んだ人間はもう書かない」というスタンスの方だとすると――――それは、著しくお話の幅を削ぐことになるんじゃないでしょうか。
けっこう恐いですよこれは。
アスマひとりがいないだけで、視点を変える脇役を、わざわざ作り出さなければならないかもしれない。
或いは、ふたりの恋模様(自分で言っててサムイ)を観察する立場の人間。
これらがあるだけで、話に驚くほど深みとおもしろさが出るものです。一方的にその自由を奪われたカカイル作家の衝撃といったら、並々ではありません。
オリキャラ作るのって、けっこう大変です。違和感なくパロに同化させなきゃならないですし(それでも原作にないキャラだと、どうしても変な感じがしたりする)。
なにより、書き手は原作を好きな故にパロってるわけですから、オリキャラを登場させることに抵抗感を持ったりします。
二重三重の意味で、猿飛アスマは重要な役どころにいたわけです。
カカシとイルカが付き合って、おいおいマジかよと驚くのはアスマ。笑い飛ばして信じないのもアスマ。友人として助言するのもアスマ。野次馬になって面白がるのもアスマ。
思わぬイルカ先生のシーンに器用にときめいちゃったりするのもアスマですよ?
カカイル本はアスマアスマだらけですよ考えてみりゃ。
彼を登場させたくないというだけで、話を進めるのが一気に困難になる、この無情さよ。
また、カカシとは性格も外見も全くタイプが違うという材料も良かった。
世話好きな熊男、でも口癖は「めんどくさい」。アスマ観の構築も、カカイル界の成長と共に育ってきたものでした。
……あかん、いつのまにか書いてることが追悼文になっとる。 orz
魅力的な脇役は、時として主人公より人気が高いという図は、同人パロにもあるんだなあ…。
彼はまさに身をもって教えてくれたわけですな(うぁぁああ)。
こんなことマジメに考えてるオノレをアホだなーと蔑みつつ、良い書き手さんを惹き付け、育て、量産してきたカカイルというジャンルへの愛着に、心痛む39でありました。
ほんとバカだな朝からなに書いてんだ……。
落ち着くといろいろ考えだしてしまうなー。
ぶっちゃけ、私でさえもアスマが出てくる話のシーンは今書きにくい気持ちです。他の書き手さんがたも、少なからず胸に詰まったものを抱えていらっしゃるんじゃないでしょうか。
こないだ従姉妹のRちんとメールしてて、アスマのこととかちょっと語ったりしてたんですが、
カカイルサイトさまとか、めっちゃテンション低いのよーと私がボヤくと、
『あ〜。必須キャラだもんね〜アスマ。彼ほど万能型はいないもんね〜、間男しかり相談役しかり』
――という文面が送られてきて、思わず深ぁく頷いてしまいました。
そのときは、単純にその内容だけに頷いていたのですが、後々まで後を引く読後感の悪さを思い知って、
これは、もう少し突っ込んで考えると、カカイル界の将来性にも関連する事件だったのかもしれないと思うようになりました。
死の直後の抵抗感は仕方ないですが、これが長く続けばどうなるか? 或いは「原作で死んだ人間はもう書かない」というスタンスの方だとすると――――それは、著しくお話の幅を削ぐことになるんじゃないでしょうか。
けっこう恐いですよこれは。
アスマひとりがいないだけで、視点を変える脇役を、わざわざ作り出さなければならないかもしれない。
或いは、ふたりの恋模様(自分で言っててサムイ)を観察する立場の人間。
これらがあるだけで、話に驚くほど深みとおもしろさが出るものです。一方的にその自由を奪われたカカイル作家の衝撃といったら、並々ではありません。
オリキャラ作るのって、けっこう大変です。違和感なくパロに同化させなきゃならないですし(それでも原作にないキャラだと、どうしても変な感じがしたりする)。
なにより、書き手は原作を好きな故にパロってるわけですから、オリキャラを登場させることに抵抗感を持ったりします。
二重三重の意味で、猿飛アスマは重要な役どころにいたわけです。
カカシとイルカが付き合って、おいおいマジかよと驚くのはアスマ。笑い飛ばして信じないのもアスマ。友人として助言するのもアスマ。野次馬になって面白がるのもアスマ。
思わぬイルカ先生のシーンに器用にときめいちゃったりするのもアスマですよ?
カカイル本はアスマアスマだらけですよ考えてみりゃ。
彼を登場させたくないというだけで、話を進めるのが一気に困難になる、この無情さよ。
また、カカシとは性格も外見も全くタイプが違うという材料も良かった。
世話好きな熊男、でも口癖は「めんどくさい」。アスマ観の構築も、カカイル界の成長と共に育ってきたものでした。
……あかん、いつのまにか書いてることが追悼文になっとる。 orz
魅力的な脇役は、時として主人公より人気が高いという図は、同人パロにもあるんだなあ…。
彼はまさに身をもって教えてくれたわけですな(うぁぁああ)。
こんなことマジメに考えてるオノレをアホだなーと蔑みつつ、良い書き手さんを惹き付け、育て、量産してきたカカイルというジャンルへの愛着に、心痛む39でありました。
ほんとバカだな朝からなに書いてんだ……。
コメント