活用してます。

2006年9月5日
Youtube。画像がいろいろ置いてあるページです。

画質はあんまり良くなかったりもするけど、何年も昔の映像とかも見れたりするので重宝してます。しかしこれは軽く違法なのではないだろうか…と少し怖くもなったりするサイトです。

すんげー嬉しかったのは、昔見逃した、Coccoが活動休止する最後に出演したときのMステの映像が観れたこと。

焼け野が原を歌ったのですが、なんかそのときめちゃめちゃ泣きたくなりまして。――いや誤魔化すまい。涙にじんでました。

私自身もたぶんそんとき、なぜか無性に寂しかったのかもしれません。
家族と居ても、友人をたくさん持ってても、恋人と肩寄せあって座っていたとしても、時にふと、うら寂しくなります。
自分でも理由のわからない切なさとか、物悲しさが付きまとうのは、結局人間が最後は一人で死んでいかなきゃならない生き物だからなんでしょうか。

そんなことを考える私がそもそもペシミストだからなんでしょうか。

なんとなく寂しい。現代病ともいえるね☆などとまとめる気は一切おこらないのですが。

そのときのCoccoは、全身全霊をこめて歌ってたというか、魂の底から叫んでいたというか――泣いているようで、唱えているかとも思わせ、訴えてもいるようで、なにかを酷く恐がっているようにも見えました。

最後の去り方は――半分、逃走じみてステージからはけましたが、バレエ(?)風のお辞儀がなんかぐっときて、そのあと涙浮かべつつピースしてにっこり笑ったのがまたなんか胸にぐぐいと迫って、私は、このひとはなんて素敵な表現をするのだろうと感動したのです。

つか、自分以外音以外なにもないのだと、さらけ出すのは怖くないんだろうか。

すっぱだかに見せるのを躊躇ったりしないんだろうか。

驚嘆と、そんな人間に対する尊敬と恐れの気持ちが残りました。

Cocco知らない方や興味ないひとにとってはどーでもいい話題でほんとすみません。

―――でも何年かぶりに見た映像は、やっぱり好きだなあと思えるものでしたよ。

そんなふうに思い出の映像を辿れるYoutube、けっこう好きです。

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