「ヤマカカ…うーんカカヤマ…」

うーぬうーぬと唸りながら夜道を歩く姉。

「でもヤマトとカカシ先生は、なんか『信頼』って感じで萌えとは違うような気がする」

「先輩後輩、みたいな? でもなーうーん」

「なにそんなカカヤマ言ってんの」

妹は呆れ顔。

「いやさ、あたしはカカイルだからさ」

「ヤマトには萌えないんでしょ? それでいいじゃん」

「(最後まで聞かんかい!)あたしは萌えないけど、他のカカイラーが萌えてジャンル移ったりする余地があるかなーと思ってそれが不安なんだよ。サークルさん減るのは悲しいもんよ」

「(…………)」←たぶん、取らぬ狸の皮算用…とか思ってる沈黙。

「だからカカヤマ(カカ)の萌え要素について把握しときたいわけよ!」



昨日、夜中にこんな会話をしながら家まで帰りました。

イマイチ、ヤマトの性格がつかめない…いやカカシ先生もだけど、でもこの二人微妙に似てる気がするんだよなー。だからよけいにカップリング萌えしにくいっていうか(ていうか普通はしなくてよい)。

妹は、ヤマトはお人よしっぽい。と発言しました。

それに対して、「イルカ先生と性格かぶるじゃん!!」と叫んだ私でしたが、

よく考えると「お人よし」ってのは同人カカイルでのイルカ先生だったかもな…原作では誠実・熱血だけどお人よしってエピソードは…ない? 少ない?

ナルトに両親を殺されたのに目をかけてるところは「お人よし」といえるかもしれないけど、そんな誰かに流されてのような弱い言葉じゃなくて、強さに裏づけされた優しさ、ってのがもっと似合うだろうし。

だんだん同人世界に毒されてきてる、俺…。

まあいーや。

さてそんなわけで、いろいろ思うところはあるんですが、

妹の脳裏では、絡むとしたら「ヤマト→カカシ→イルカ」かなーというところ。

私の検討では、まだ位置が空白であります。

そもそも自分がイルカスキーでカカイルなんだから萌えないの当たり前じゃん、と気づいたりもしたのですが、
やっぱりイルカ先生設定の魅力にはまだ及ばないかなと。

中忍とかー。一度ケンカしてるとかー。受付で会えるとかー。なんかそういう細かいところに私は心くすぐられますけども、

ヤマトはそれが弱いのです(と、少なくとも今は思う)。話を作るとしたら、まるっきし創作になりそうで(ここで創作じゃない同人なんてねえだろうよというツッコミがきた)。
原作でいろいろ過去設定とか出てきてますけど、まだ実生活に関わる要素がほとんどないので、話を作るほうはけっこうタイヘンだと思います。

任務話とか、暗部時代の話かな。あんまり考え付かない私です。まだまだだな(何が)。
ヤマトと一緒に呑んでるカカシを見て、ジェラシーなイルカ先生とかは面白いかも。

あまりヤマトに萌えないので、想像で補わなきゃならない部分が多くて、私には書けない。

妄想と想像はだいぶ違う。妄想はしてて楽しいけど、想像は時に創造にも繋がる。

妄想にも創作段階がないとは言いませんが、
いわば妄想と想像の違いは、同人パロを書くかオリジナルを書くかということなんじゃないかと思うのです。

うだうだと考えたあげく、おそらく現段階では、カカイルジャンルを払拭するほどではない、とマイコンピュータが弾きだしましたが、

この先ヤマトがいっぱい出てくるようになったら、わからない…!!!



「腐女子がイルカ先生出せ〜イルカ先生出せ〜ってうるさいから、イルカから視線を逸らすためにヤマトを送り込んだんだ!!」

「ハイそれこそ妄想ねー」



――ま、おそらくカカイルより、イルカカジャンルのほうで変動があるんじゃないかと姉妹は予想しております。

カカヤマは考えにくいけど、ヤマカカはめっちゃ妄想しやすい。
ただでさえカカシ受けジャンルでは暗部カカシが多いですし、先輩後輩萌えする方がいらっしゃれば、お描きになるかも。

……なんか私は、商業誌のほうで先輩後輩萌えはもうお腹いっぱいというか、食傷気味というか、大概のパターンは飽きてますので、それがヤマトとカカシに萌えない大きな理由のひとつなんですが。

しかしそれでも先輩後輩カプが王道のひとつであり、面白い要素の一つであることには変わりなく、

腐女子の誰かの頭でコンバートされた二人を読んで萌えたら、萌えるひとが多かったら、爆発的にそのジャンル人口が増えるってことはありえる。

つかカカイルがこのパターンで興隆したジャンルじゃないでしょうか。

しばらくはヤマトの去就に注目であります(怯えるともいう)。

コメント

39

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索