アンパンマンには憧れない。
2006年7月29日よね、という話を唐突にした。
なんかこう天啓のように何かが、頭の中に降って来ることがありませんか。
今日の天啓は「アンパンマンには憧れない」でした。
昔、妹子の夢は「ピンクマスクになること」でした。おそらく一番最初の夢がこれだったと思います。幼稚園児は正義のヒーローに憧れたのであります。
好きだったぜマスクマン。
ちなみに可愛くない私の覚えている限り最も幼い夢は、「弁護士になること」でした。こんな子供いやだ。
地元に、眼科が二軒しか存在しないことを知ってからは、儲かりそうなので夢が「眼医者」になりました。ある意味、妹よりも思考が単純であります。
夢は大事だ。とくに小さい頃の夢は。
ところで、アンパンマンです。
私はふと気づいたのであります。
万人がそうとは言わないけれども――「アンパンマンになりたい」とはあまり考えないな、ということに。
思ったので妹子に聞いてみました。彼に憧れるか否かを。
「あーたしかに、なりたいとは思わないね」
しかし。
では食パンマンならどうか。
「食パンマンなら、なってもいいかな」
アンパン<食パンマン。
心に無意識に刻まれるこの公式は、いったいどこから来るのか(アンパンマン信奉者の方、いらっしゃいましたら申し訳ありません)。
鑑みるに、アンパンマンはあまりに「いいこ」過ぎるのです。
優等生。クラスで言うなら委員長。しかも嫌味もなく欠点もなく(弱点はあるけど)、みんなに慕われる人気者。
現実にいたら、呪いたくなること間違いなし(おい)。
いいひとっぷりでは食パンマンも負けてはいませんが、そういう場合、主役より脇役に心が傾きやすい。私はもう幼かったあの頃ではないんだー。
ぶっちゃけ、ほんとにぶっちゃけ、自分がなりたいかなりたくないかと言ったら、毎回自分の顔をちぎって誰かに食べさせるような不気味なヒーローにはなりたくない…。
あそこまで自己犠牲を体現してみせて、それでも笑ってそして闘うアンパンの姿が痛ましいを通り越して理解できず怖いんだ、きっと。
食パンマンが顔をちぎって誰かに与えたところを見たことがないのですが、あるのかなそのシーン。あの四角い顔が欠けるところはあまり想像したくない。
しかも食パンは、アンパンのようにきれいに千切れないイメージがあるので怖いです。裂けたらどうするんですか、縦に伸びたらギャグにもなりませんよスプラッタの世界ですよ。
食パンマンが顔を千切るシーンをみたら、軽くトラウマになりそうです。
カレーパンマンは、一度中にいれたものを噴出すという私のポリシーに反する攻撃が許せない。
アンパンマンの、主役のくせに、新キャラの名前さえアテレコすれば、あとは今までのアニメの台詞を使いまわしで済むんじゃないかという、台詞のバリエーションのなさもイマイチ好きくない(きっとジャムおじさんは使いまわしで済む…)。
リアリティのない性格造詣も苦手です。
たまには、アンパンマンが八つ当たりで道端の石を蹴って新キャラの頭に当たってこじれる話とか見てみたい(20年経ってもありえなさそう)。
負の部分がちっともないので、好感を抱くスキすらない感じです。
みんなに優しいのは、誰にも優しくないのと同じとはよく言ったもの。心から同意することはできませんが、拒絶されてるような印象を受けるのは、あるんじゃないかな。
彼の負の部分をあえてあげるとするなら、「お人よしで間抜け」というぐらいかな…ちょい無理やりかもしれませんが。でもドジなのは言い切れると思う。
食パンマンはなんか鈍感そうで、マジメなのにのんびり屋みたいなイメージがあります。この、この部分が食パンマンを魅力的に見せている部分なのだ…!
しかし今更アンパンマンに魅力的な性格的特徴が加えられても、違和感を覚えるだけかもしれない。
いい子すぎる彼に、あまりに馴れすぎたので。
さんざ注文をつける私ですが、チャンネル回してる最中に彼の顔が出てきたら必ず見てしまうくらいにはこのアニメが好きです。
そんな一ファンの密かな願い。
アンパンマンが首を乗せ替えるシーン(と書くとなんかイヤ)、頭がない作画は、絶対に描かれることはない―――とかいうトリビアをぜひ、視聴者の精神の安定のために調べてほしい。
何度眼を凝らして見ても、わからないんだー!
何年経っても、すんごい気になるんだー!!!!
なんかこう天啓のように何かが、頭の中に降って来ることがありませんか。
今日の天啓は「アンパンマンには憧れない」でした。
昔、妹子の夢は「ピンクマスクになること」でした。おそらく一番最初の夢がこれだったと思います。幼稚園児は正義のヒーローに憧れたのであります。
好きだったぜマスクマン。
ちなみに可愛くない私の覚えている限り最も幼い夢は、「弁護士になること」でした。こんな子供いやだ。
地元に、眼科が二軒しか存在しないことを知ってからは、儲かりそうなので夢が「眼医者」になりました。ある意味、妹よりも思考が単純であります。
夢は大事だ。とくに小さい頃の夢は。
ところで、アンパンマンです。
私はふと気づいたのであります。
万人がそうとは言わないけれども――「アンパンマンになりたい」とはあまり考えないな、ということに。
思ったので妹子に聞いてみました。彼に憧れるか否かを。
「あーたしかに、なりたいとは思わないね」
しかし。
では食パンマンならどうか。
「食パンマンなら、なってもいいかな」
アンパン<食パンマン。
心に無意識に刻まれるこの公式は、いったいどこから来るのか(アンパンマン信奉者の方、いらっしゃいましたら申し訳ありません)。
鑑みるに、アンパンマンはあまりに「いいこ」過ぎるのです。
優等生。クラスで言うなら委員長。しかも嫌味もなく欠点もなく(弱点はあるけど)、みんなに慕われる人気者。
現実にいたら、呪いたくなること間違いなし(おい)。
いいひとっぷりでは食パンマンも負けてはいませんが、そういう場合、主役より脇役に心が傾きやすい。私はもう幼かったあの頃ではないんだー。
ぶっちゃけ、ほんとにぶっちゃけ、自分がなりたいかなりたくないかと言ったら、毎回自分の顔をちぎって誰かに食べさせるような不気味なヒーローにはなりたくない…。
あそこまで自己犠牲を体現してみせて、それでも笑ってそして闘うアンパンの姿が痛ましいを通り越して理解できず怖いんだ、きっと。
食パンマンが顔をちぎって誰かに与えたところを見たことがないのですが、あるのかなそのシーン。あの四角い顔が欠けるところはあまり想像したくない。
しかも食パンは、アンパンのようにきれいに千切れないイメージがあるので怖いです。裂けたらどうするんですか、縦に伸びたらギャグにもなりませんよスプラッタの世界ですよ。
食パンマンが顔を千切るシーンをみたら、軽くトラウマになりそうです。
カレーパンマンは、一度中にいれたものを噴出すという私のポリシーに反する攻撃が許せない。
アンパンマンの、主役のくせに、新キャラの名前さえアテレコすれば、あとは今までのアニメの台詞を使いまわしで済むんじゃないかという、台詞のバリエーションのなさもイマイチ好きくない(きっとジャムおじさんは使いまわしで済む…)。
リアリティのない性格造詣も苦手です。
たまには、アンパンマンが八つ当たりで道端の石を蹴って新キャラの頭に当たってこじれる話とか見てみたい(20年経ってもありえなさそう)。
負の部分がちっともないので、好感を抱くスキすらない感じです。
みんなに優しいのは、誰にも優しくないのと同じとはよく言ったもの。心から同意することはできませんが、拒絶されてるような印象を受けるのは、あるんじゃないかな。
彼の負の部分をあえてあげるとするなら、「お人よしで間抜け」というぐらいかな…ちょい無理やりかもしれませんが。でもドジなのは言い切れると思う。
食パンマンはなんか鈍感そうで、マジメなのにのんびり屋みたいなイメージがあります。この、この部分が食パンマンを魅力的に見せている部分なのだ…!
しかし今更アンパンマンに魅力的な性格的特徴が加えられても、違和感を覚えるだけかもしれない。
いい子すぎる彼に、あまりに馴れすぎたので。
さんざ注文をつける私ですが、チャンネル回してる最中に彼の顔が出てきたら必ず見てしまうくらいにはこのアニメが好きです。
そんな一ファンの密かな願い。
アンパンマンが首を乗せ替えるシーン(と書くとなんかイヤ)、頭がない作画は、絶対に描かれることはない―――とかいうトリビアをぜひ、視聴者の精神の安定のために調べてほしい。
何度眼を凝らして見ても、わからないんだー!
何年経っても、すんごい気になるんだー!!!!
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