チョコレートに恐ろしいほどよく合う。
これは酒精強化ワインというやつで、発酵の途中でブランデーを加えるため、普通のワインよりも非常に持ちがいいのだという。

ポルトガルで作られているんだけれど、よく、子供が生まれたときに「成人したらとりにくるから」と仕込みにくる客も多いのだとか。

赤を呑んだ。
細かくカットされたグラスの中で、光に透けて宝石のような深い色がゆれていた。

艶のある渋い茶色のガラスを溶かしたような色合いだった。

口にいれれば、うっとり目を細めたくなる至福が訪れる。

まるでブランデー(陶然)。お菓子に使いたくなるぐらい薫り高い。

室温で呑めたのもよかったです。冷やしたら薫りが鈍くなる気がする。

私はお酒にほんとーに弱いのだけれど、これは舐めながら「一本ほしい」と思ってしまった。

口の中でチョコレートと混ざる感じが、なんともいえずまろやか〜というか濃厚〜というか、極楽の味なのです。

ブランデーまんまのような風味が鼻にぬけてくのがたまらん!
ああ思い出しただけでヨダレが!!

食後に少量を歓談しつつ楽しむといったような、大人な雰囲気のあるお酒でした。

お値段張っても十年ものくらいをいつか…いつか買いたい!

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