天 最終巻

2006年4月9日
知ってたのに泣いてしまった。それどころか、最期の会話とか、ネットで評してるひとがいて読んでたのに、泣いてしまった。
読んでなかったらもっと涙がぼろぼろいったと思う。

うう…ううう…『天』の最後三冊は、自分への戒めのためにも買っておきます。買います。台詞を読み返して噛み締めて、そしていろいろ考えます。

がんばって生きなきゃ。気張る必要はないけど、いまある望みを輝かせなきゃ。じゃないと――あの世へいっても、「麻雀教えてくださーい」なんて軽く近寄れませんあのひとに。

萌えとか突き抜けてなんか高い位置にいってしまった。

やさしいなあ。あったかいなあ。
オイラもこうして誰かをあったかくさせるひとになれるかな(せんちめんたる…)。



―――あ、そうそう。
東西戦編を読んでたら、ページの中の雀卓を囲むのがそらもー図ったかのよーに中年壮年、老境に足つっこんだオヤジばっかりなんですよ。

しかもほぼ全員が汗滲ませて麻雀打ってるもんだから、想像したら思わずイヤンな顔になって、

「この部屋ぜったいオヤジくさいよね」

と私が「そりゃあいいっこナシだぜ!」なことを呟いてしまったら、
『天』十冊以上を持ってきてくれて『アカギ』を貸してくれたYちゃんが、


「アカギだけはいい匂いなんだよ…v」


―――と、ものすげえ自然にサラリと吐いた言葉が印象的でした。

すげえ…自然にすげえ!!! Yちゃんはホンモノだよおっかさん…!!! っつか負けたよ!!!!

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