気がつけば桜さきこぼれる春。

ほろほろっと宵灯りに、開く花弁が見えましてね。

橋の欄干ぎりぎりまで寄って、桜をのぞこうとしたら、

後ろからブッブー☆とタクシーがきて危うく轢かれそうになりました。漫画のような死に方するなよ俺。

妹子にアホ扱いされた宵っ張り。
でもいいきぶん。

桜見に、靖国神社へ行きたいというので、いくことになるかも（桜の名所らしいですよ）。

どこだっけ。新宿か？
と問うたらば、九段下だよという。

じゃあ行ったついでに、久しぶりに神保町まで歩いていこう。とわくわくしながら提案した姉に「それはイヤ」と妹は冷たく却下。

…神保町に行って楽しいのは俺だけでしたね。…そうでした。

でも靖国神社はひとも多いだろうし、田舎の誰もいないステキな公園のような場所ではないと思うがね…。

むしろうちの近所の川沿いのほうがよほど情緒がある気がするのだが。

なんかお決まりのようなんですが、この時期にはカカイルサイト「普通の生活」さまの配布SSであった『桜前線』（カカイル死にネタ）を読んでほろりとしてしまう。

泣ける…うぅ。