書きたいといえば只今は今回のオンリーでおもしろかった本のことでも書きたいのですが、なんとなく面倒です。

部屋の中では「めんどくさい」取り締まり強化期間中なのでこんなところで呟いてしまいましょう。めんどくさい。

…使用がバレると妹子にシッペをくらいます。シッペはいたいのだす。いやなのだす。

先日魔女宅が放送されてしまったので、我が家は暇さえあれば魔女宅エンドレス。夜中になれば魔女宅エンドレス。
見たい番組がなくても魔女宅エンドレス。

そこまでジブリが好きかといわれますがええ好きですねジブリ。
ナウシーカとラピュータと赤いブーちゃんとケモノーノならばほとんどの台詞をそらで言えるほどです。

ところで今回の大阪オンリーで私たち姉妹の心をいちばん打ち抜いたのは、大手さんの出された新刊でも、ブ厚くなかなかに豪華な記念本でも、きゅんとときめくグッズでもありませんでした。



―――それは一冊のコピ本でした。



ここでサークルさまのお名前を出していいのかもわからないし、実際コピ本の中身は申し訳ないながら未だにほとんど読んでないです。
私にとってあのコピ本の意味はその薄い一枚の表紙、そのすべてに集約されていたのです。


題は『イルカ金融』。


デフォルメの粋を極めたイルカ先生が、くちびるが蒼で下睫毛びろんびろんで目ン玉を上に向けたイルカ先生が、大口開けてなんか高笑いのよーな表情を浮かべているステキ絵です。



カタログに載っていたサークルカットを拝見したときから、「うわーなんかいったいどういう内容のカカイル出すのかわからんけどとりあえずここは行っときたいわ」「異常に気になるねコレ…」みたいな会話を妹子と交わしておりましたが、いやーホント、行ってよかった。

なんかうまく表現できませんが、一目みての感想は「すげえ…!!」。そんな感想の絵ってどうなのよという突っ込みは果てしなく正しい。

目当てのサークルさんを大体買い終わったあとで行ったのですが、わたくしちらりと見て「これは買いだ!!!!」即手に取りました。


顔が笑いにゆがむのをこらえるのに苦心しました。


その後、妹子と合流して「そいえばあそこは行ってみた?」と聞かれて「スゴかったよ、行ってごらんよ」と興奮をおさえきれずほくそ笑むと、そそられたのか妹子はつつーっとスペースに向かっていきました。


そして笑いをこらえるために俯き加減の早足で「おね〜〜ちゃ〜〜〜〜ん…!!!」と帰ってきました。


あれ、なに。あれナンなの。っていうかアレはありなの?(爆笑)

きっとここが自宅だったらば床をバンバン叩いてバカ笑いしていたに違いない感情のオーラがわたくしの目にははっきりと見えました。

―――凄まじい威力だぜ、イルカ金融。

いやー私としてはあの表紙を書いて、そして表紙として採用した絵描きさんに拍手を送りたいですよエヴァ○ゲリオンの最終回のごとく。

なんかもー安らかな微笑みで送り続けたいですよ心からの賞賛を…!! それくらいわたくしは感動いたしましたよ。

大阪に行った甲斐があるぜと光輝く出会いでした。

あのイルカ先生をわたしは一生忘れないことでしょう。
これからもカカイラーを見つけては、あのコピ本を差し出して笑いをふりまいていくことでしょう。

すでに妹子が友人に振りまいていましたが。

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