温泉にいこう!

2005年8月27日 日常
30日なのですが、なんとなく27日の出来事も書いてしまおう。

東北のお盆過ぎは涼しい。

ぼえーと茶の間でテレビを見ながら、ふとこんな会話を交わしたことからそれは始まりました。

母「温泉いきたいねー…」
私「あ〜…いいねえ〜」

テレビには「温泉」という文字をカケラも連想させない番組が流れております。太陽がまだ明るい午後三時。
いい気分だね。お菓子でも食べたいね。でも太るじゃん。




――じゃ、温泉いこっか。




いや、なんかあんまり繋がってないですよアンタたち?

と突っ込んでくれる冷静なひとがまわりに誰もいなかったので、私らはもそもそと動き出し、衝動の赴くままにもう10年ほども行っていない、昔常連だった岩手のとある温泉旅館に電話いたしました。

温泉。温泉いきたい。――幽鬼のようになったひとを止めるものはなにもない。


一泊2日、明日泊まれませんか?

ところが返ってきた返事は、

「あーすみません、いまはこちらでは宿泊業務はやってないんですよ」
「は?」

うおおおお。時の流れとはなんと残酷な。
昔常連だった旅館は、日帰り入浴のみの施設と変貌していた!!

電話口でガビーンとショックをうけるわたくし。
ぶっちゃけるとそこは岩手山にあります、網張スキー場隣接の(歩いて3分)岩手山国民休暇村の別館、旧名「網張温泉館」。

もうなくなっちゃったけど(涙)。

いまはビジターセンターとかいう名称に変わって、昔のお風呂もなくなってるし建物もすっかり建て替えられてしまっています。

…というのは着いてからわかったことで、予約電話をした当初は「マジですか?」というツッコミを脳裏でとどめておくに必死。

いや〜わたくしが12,13歳のころは冬になるたびにスキーと温泉セットで楽しんだ、思い出の地だったので。

気を取り直して、七月にリニューアルしたばかりだという本館に電話してみると、



おお部屋が一室空いているとな!



キャンセル狙いで一発勝負、ダメでもともとでしたが、なんて運のよい★

ちょうど一室、やはりキャンセルが出たのだそうで。うわーい!

もちろん即予約。はい、三名様、食事はバイキングコースで。はい、承りました。ではお越しをお待ちしております。


オッシャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!


さて何年ぶりの網張温泉か。
思い出の地はどんなふうに変わっているのか。

バイキングコースって美味いんでしょうねえ?(薄ら寒い微笑み)

温泉に餓えた三人の鬼女が岩手へ向かいました。28日につづく。

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