スパコミレポート★のはずがちょっと違った方向へ。
2005年5月9日コメント (2)三日も予定のばしてすみません…(平身低頭)。
いよいよこれから十二時間後には上海へ発つ予定。それを思うと胸が苦しく胃に穴があきそーです(大げさ)。私も中国キライ病になっちゃったのかなあ…いるのですよたまに。ヒステリーっぽく全てがイヤになってしまう人が。
しかし私の場合、中国に対してウンタラというよりは、
発売日に小説よみてぇんだよォオオオオ!!!!!
つーか。
漫画よめねえと窒息しそうになんだよオォォオオオ!!!!
つーか。
ネオロマに行かせろおおおおお!!!!
とか妹子への妬み嫉み恨みもこめた、最大級の僻みと共に、ございますのは、
関さんの声を生で聞かせろォ―――!!! 関さんのご尊顔を拝させろォォォッォォおおお(日本語間違ってます)!!!!
……魂のさけび。などなどなどが数多、この狭い胸内に押し込められ、潰されはじけそうなのですよ。
ああもう苦しくてたまらない。気が狂いそうな焦燥のあまり、たった一人で一万のドミノを達成し、一面に七色刺繍をほどこしたパッチワークのベッドカバーを完成させてしまいそうです。
つかどこまで前置きを書くつもりなんでしょう私は。
本格的なレポを書く前に、たった今妹子としていた会話が、まさにそのまんまネタになりそーなものだったので、ここに書いてしまいます。
以下、同人のイベントに全く興味がない、または行ったことがない方には理解しにくいニュアンスが多々あると思います。すみません。
とある有名なカカイル作家さんの日記に、こんな話があったそうです。
そのまま抜き出すわけにもいきませんので、妹子から私が伝え聞いた部分を要約いたしますと、
『スパコミのとき、買いに出たら、サークルさんのスペースの前で、?この本いる? いらない??と電話で話しているひとがいっぱいいた』
そうで、当作家さんは?自分のスペース前でやられたらフクザツ…?と、ちょっとショックを受けておられたそうなのです。
―――で、それに関する姉妹の会話。
妹「それってちょっと常識ないよね…」
姉「でも私らも似たようなことはやってると思うぞ。ちらっと読ませてもらって無言でそそくさと立ち去ったりとか」
「いや、それはー、サークルさんがこっちを意識してないときは無言で立ち去るよわたしは」
「私もだ」
しかし少なくとも、読ませてもらったのに買わない、ということにたいして、作家さまには全然伝わらないでしょうが、私たちはちょっと罪悪感を感じたりもしています。
―――でも同人世界の場合、作家さんも読み手のひとりなので、そこらへんは理解してくださるはず。と願いたい。
好き嫌いもあるし、許せないって人もいるでしょうが…。
「でもさ、並んでる最中に?○○さんで新刊あるけど買う??っていう会話はよく聞くよね」
「うんうん。それは別に構わないような気がする。携帯がここまで普及した以上はしょうがないよね」
―――でも、とここで妹子は続けたのです。
「――事前に調べておけば、ある程度はそういう事態は防げるんじゃない?」
事前にきっちり下調べをしておいて、買うものを頼むなら役割分担なり担当なりを決めれば、確かにサークルさんの前で「いる? いらない?」などと相方に確認する手間は省けます―――が。
実際、それほど用意周到に準備できる環境の腐女子が、いったいどれだけいるでしょうか。
多くの人は仕事や学生生活、家庭を抱え、限りある時間を駆使してどうにかイベントに馳せ参じる黄金時間をひねりだしているのです。その苦闘たるやどれほどのものか。
好きなことのため以外だったら、誰がこんなしんどいことするもんか(半眼)と、闘士は深く深く思っていることでしょう。
そもそも、私らのよーな仲良し姉妹(ゲバァッ)だからこそ、つまづいても多少口論しても?このヤロウ?と思っていてもケロっと忘れて立ち直れる同人連携が築けていますが、ひとりでサークルを回っていらっしゃる方は、そううまくはいかないはず。
第一、買い物を頼んだことがある方は、たいがい経験したことがあると思います―――これはもう、私の経験からも断言できるのですが―――他人に、二冊以上の同人の買い物を頼むと、絶対に、なにか問題が起こるのです。
間違って多く買ったり、少なく買ったり。又は重複して買ってしまったり。委託本まで買ってしまったり(嘆き)。
……起こりうる間違いを挙げたらキリがありません。
しかも実際起こってしまう確率がむちゃ高いのです。
そうしたことが起こるたび、お互いに嫌な思い出や気まずさが残ってしまいます。
毎度協力して買うという関係は成立しにくい、というのが、私の持論です。
一度きり、その場で「あれ買っといて!」と頼むには、問題は起こらないでしょうが。
―――すなわち、本を前にした現場で「買うか否か」と確認するのが、もっとも確かな手段となってしまうわけです。
それに、予算だって限りがあります。
―――予算に限りがあるというのなら、いっそう下調べはきっちりするはずだ、と妹子は言いました。
現在なら、大抵のサークルさんのイベント情報は、ネットから得ることができます。サイトを持ってないサークルさんでも、そのお友達のサークルさんのサイトから確認できたりします。
蛇足ですがその時確認すべき頁は、オフライン情報の場所も勿論ですが、それより前日の日記です。これは必須です。
限定本やグッズ情報なども、前日夜遅くに急にアップされたりしますので、油断できません。
そして他のカカイラーの皆さんを出し抜けた時の喜び(ヲイ)に勝るものはありません…!!(と、アホ丸出しで熱くなる私に背後から妹子が、キモイ…!! 電波だと思われるよおねえちゃん!!と苦言を呈す)
ゴフッゴフン。
ええと、とにかくそうして詳しく偵察したなら、当日会場でどの本を買うかは、事前に90%近く決めることができます。
残り10%は新規開拓で大人買いしてしまったり、試し買いする分です。
―――しかし、そうして買いたい本が決まったとて、予算に縛られていることに変わりはありません。
毎回、四・五万も使ってカカイル(カカ)だけを買ってるアホは、私らくらいのものだろうと、自慢とか自惚れではなく思います。というかそんな人がいたらぜひお友達になってください(大真面目)!!
他のカカイラーの皆さんが買ってる量がわからないので断定はできませんが、イベントでいくつ紙袋を抱えているかとか、赤ん坊のよーに本を抱いているかとかを観察していれば、わりと買うの多いほうなのかな?という推測ぐらいできます。
そしてチェックした配置図を見られると、ほぼ必ず「うわっすごい数ですね…!!」みたいなことを言われたりするので、やたらひとの予算が気になったりもします…。
効果的に好みの話が見つけられる方法があるなら、無論やります。ところが同人の場合、結局口コミかネット情報か、あとは下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式でこれぞと思った本を買ってみるしか手がない。
他に手段がないから、予算がなかなか減らないのです。
一時期3万とかに抑えた時もあったんですが、買い逃した本を追っていたら元の黙阿弥でした(意味ない)。
サークルさんへ無礼なまねをしたくないと思っても、利便性と必要性、なによりイベント会場特有のあの切迫感によって――追い詰められた人間の獣の性は抑えきれないのかもしれません。
書き手の気持ちを慮れない一瞬は、確かにありますから…。
いよいよこれから十二時間後には上海へ発つ予定。それを思うと胸が苦しく胃に穴があきそーです(大げさ)。私も中国キライ病になっちゃったのかなあ…いるのですよたまに。ヒステリーっぽく全てがイヤになってしまう人が。
しかし私の場合、中国に対してウンタラというよりは、
発売日に小説よみてぇんだよォオオオオ!!!!!
つーか。
漫画よめねえと窒息しそうになんだよオォォオオオ!!!!
つーか。
ネオロマに行かせろおおおおお!!!!
とか妹子への妬み嫉み恨みもこめた、最大級の僻みと共に、ございますのは、
関さんの声を生で聞かせろォ―――!!! 関さんのご尊顔を拝させろォォォッォォおおお(日本語間違ってます)!!!!
……魂のさけび。などなどなどが数多、この狭い胸内に押し込められ、潰されはじけそうなのですよ。
ああもう苦しくてたまらない。気が狂いそうな焦燥のあまり、たった一人で一万のドミノを達成し、一面に七色刺繍をほどこしたパッチワークのベッドカバーを完成させてしまいそうです。
つかどこまで前置きを書くつもりなんでしょう私は。
本格的なレポを書く前に、たった今妹子としていた会話が、まさにそのまんまネタになりそーなものだったので、ここに書いてしまいます。
以下、同人のイベントに全く興味がない、または行ったことがない方には理解しにくいニュアンスが多々あると思います。すみません。
とある有名なカカイル作家さんの日記に、こんな話があったそうです。
そのまま抜き出すわけにもいきませんので、妹子から私が伝え聞いた部分を要約いたしますと、
『スパコミのとき、買いに出たら、サークルさんのスペースの前で、?この本いる? いらない??と電話で話しているひとがいっぱいいた』
そうで、当作家さんは?自分のスペース前でやられたらフクザツ…?と、ちょっとショックを受けておられたそうなのです。
―――で、それに関する姉妹の会話。
妹「それってちょっと常識ないよね…」
姉「でも私らも似たようなことはやってると思うぞ。ちらっと読ませてもらって無言でそそくさと立ち去ったりとか」
「いや、それはー、サークルさんがこっちを意識してないときは無言で立ち去るよわたしは」
「私もだ」
しかし少なくとも、読ませてもらったのに買わない、ということにたいして、作家さまには全然伝わらないでしょうが、私たちはちょっと罪悪感を感じたりもしています。
―――でも同人世界の場合、作家さんも読み手のひとりなので、そこらへんは理解してくださるはず。と願いたい。
好き嫌いもあるし、許せないって人もいるでしょうが…。
「でもさ、並んでる最中に?○○さんで新刊あるけど買う??っていう会話はよく聞くよね」
「うんうん。それは別に構わないような気がする。携帯がここまで普及した以上はしょうがないよね」
―――でも、とここで妹子は続けたのです。
「――事前に調べておけば、ある程度はそういう事態は防げるんじゃない?」
事前にきっちり下調べをしておいて、買うものを頼むなら役割分担なり担当なりを決めれば、確かにサークルさんの前で「いる? いらない?」などと相方に確認する手間は省けます―――が。
実際、それほど用意周到に準備できる環境の腐女子が、いったいどれだけいるでしょうか。
多くの人は仕事や学生生活、家庭を抱え、限りある時間を駆使してどうにかイベントに馳せ参じる黄金時間をひねりだしているのです。その苦闘たるやどれほどのものか。
好きなことのため以外だったら、誰がこんなしんどいことするもんか(半眼)と、闘士は深く深く思っていることでしょう。
そもそも、私らのよーな仲良し姉妹(ゲバァッ)だからこそ、つまづいても多少口論しても?このヤロウ?と思っていてもケロっと忘れて立ち直れる同人連携が築けていますが、ひとりでサークルを回っていらっしゃる方は、そううまくはいかないはず。
第一、買い物を頼んだことがある方は、たいがい経験したことがあると思います―――これはもう、私の経験からも断言できるのですが―――他人に、二冊以上の同人の買い物を頼むと、絶対に、なにか問題が起こるのです。
間違って多く買ったり、少なく買ったり。又は重複して買ってしまったり。委託本まで買ってしまったり(嘆き)。
……起こりうる間違いを挙げたらキリがありません。
しかも実際起こってしまう確率がむちゃ高いのです。
そうしたことが起こるたび、お互いに嫌な思い出や気まずさが残ってしまいます。
毎度協力して買うという関係は成立しにくい、というのが、私の持論です。
一度きり、その場で「あれ買っといて!」と頼むには、問題は起こらないでしょうが。
―――すなわち、本を前にした現場で「買うか否か」と確認するのが、もっとも確かな手段となってしまうわけです。
それに、予算だって限りがあります。
―――予算に限りがあるというのなら、いっそう下調べはきっちりするはずだ、と妹子は言いました。
現在なら、大抵のサークルさんのイベント情報は、ネットから得ることができます。サイトを持ってないサークルさんでも、そのお友達のサークルさんのサイトから確認できたりします。
蛇足ですがその時確認すべき頁は、オフライン情報の場所も勿論ですが、それより前日の日記です。これは必須です。
限定本やグッズ情報なども、前日夜遅くに急にアップされたりしますので、油断できません。
そして他のカカイラーの皆さんを出し抜けた時の喜び(ヲイ)に勝るものはありません…!!(と、アホ丸出しで熱くなる私に背後から妹子が、キモイ…!! 電波だと思われるよおねえちゃん!!と苦言を呈す)
ゴフッゴフン。
ええと、とにかくそうして詳しく偵察したなら、当日会場でどの本を買うかは、事前に90%近く決めることができます。
残り10%は新規開拓で大人買いしてしまったり、試し買いする分です。
―――しかし、そうして買いたい本が決まったとて、予算に縛られていることに変わりはありません。
毎回、四・五万も使ってカカイル(カカ)だけを買ってるアホは、私らくらいのものだろうと、自慢とか自惚れではなく思います。というかそんな人がいたらぜひお友達になってください(大真面目)!!
他のカカイラーの皆さんが買ってる量がわからないので断定はできませんが、イベントでいくつ紙袋を抱えているかとか、赤ん坊のよーに本を抱いているかとかを観察していれば、わりと買うの多いほうなのかな?という推測ぐらいできます。
そしてチェックした配置図を見られると、ほぼ必ず「うわっすごい数ですね…!!」みたいなことを言われたりするので、やたらひとの予算が気になったりもします…。
効果的に好みの話が見つけられる方法があるなら、無論やります。ところが同人の場合、結局口コミかネット情報か、あとは下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式でこれぞと思った本を買ってみるしか手がない。
他に手段がないから、予算がなかなか減らないのです。
一時期3万とかに抑えた時もあったんですが、買い逃した本を追っていたら元の黙阿弥でした(意味ない)。
サークルさんへ無礼なまねをしたくないと思っても、利便性と必要性、なによりイベント会場特有のあの切迫感によって――追い詰められた人間の獣の性は抑えきれないのかもしれません。
書き手の気持ちを慮れない一瞬は、確かにありますから…。
コメント
実は・・・・私も既にカカイラーになってから3年以上は経ってますが4万以上は注ぎ込んでしまいます・・・。
私以外にもいらっしゃったんですねぇ・・・なんだか嬉しいです!
さすがにいまはカカイルへの愛も落ち着き、熟練夫婦のような、又は暖炉の炎のごときぬくもりを抱いたものへの変化いたしましたが、それでも冬コミでは三万円は使っていました。愛は枯れませんね…!
カカイルってすばらしい!