朝だけは、問答無用で中国が好きになる。
2005年4月25日朝だけは、中国が問答無用で好きになる。
早朝は、実はこの国がいちばんにぎやかな時間帯のひとつだ。
運動服が微笑ましい小学生、自転車に乗った通勤者、売り物を荷台に載せて車を漕いでいくおじさん、人通りも車どおりもとても激しい。朝のひんやりした空気の中ではそれらが浮いていて、いっそうざわめいて感じる。
あちらこちらから、白い湯気が立ち上っていて、わくわくする。
すべて美味しい朝の食事だ。朝しか売らないものもあるので、お店に入るときは油断できない。
重たるい中華は朝のメニューにはなく、小龍包やワンタン、ふわりとした豆腐花、ほかほかな皮にとろける餡を潜ませている包子等が、湯気のたもとにある。
ある人は食べながら仕事へ、またある人は家族ぶんの朝食を買って家へ向かう。
食の前では皆平等、ふだんはそれぞれが別方向を向いているような我の強いこの国のひとも、ひとときだけは、湯気の前に集う同志だ。
あたたかいものをあたたかく食べる、当たり前のしあわせがそこにある。
皮から手でこねてつくるのが当然だから、至極自然に、日本で食う似たものより、格段に美味いものができあがっている。
いつ洗ったのかもわからないヘラや、近くで見ると汚れで真っ黒の鍋や鉄板に引いてしまって、最初は誰もが手をつけない。
しかしそのうち、勇気ある開拓者が食べてみる。すると――うまい。目から鱗とはあのことだ。
うまさの前には、誰もが頭を垂れるのである。
散文。前書いてたやつをコピペ。
朝はほんとにすてきですよ。生活が芽吹きはじめるのがとても実感できる。
道混んでるから、チャリに轢かれないよう気をつけなきゃいけないけど。
早朝は、実はこの国がいちばんにぎやかな時間帯のひとつだ。
運動服が微笑ましい小学生、自転車に乗った通勤者、売り物を荷台に載せて車を漕いでいくおじさん、人通りも車どおりもとても激しい。朝のひんやりした空気の中ではそれらが浮いていて、いっそうざわめいて感じる。
あちらこちらから、白い湯気が立ち上っていて、わくわくする。
すべて美味しい朝の食事だ。朝しか売らないものもあるので、お店に入るときは油断できない。
重たるい中華は朝のメニューにはなく、小龍包やワンタン、ふわりとした豆腐花、ほかほかな皮にとろける餡を潜ませている包子等が、湯気のたもとにある。
ある人は食べながら仕事へ、またある人は家族ぶんの朝食を買って家へ向かう。
食の前では皆平等、ふだんはそれぞれが別方向を向いているような我の強いこの国のひとも、ひとときだけは、湯気の前に集う同志だ。
あたたかいものをあたたかく食べる、当たり前のしあわせがそこにある。
皮から手でこねてつくるのが当然だから、至極自然に、日本で食う似たものより、格段に美味いものができあがっている。
いつ洗ったのかもわからないヘラや、近くで見ると汚れで真っ黒の鍋や鉄板に引いてしまって、最初は誰もが手をつけない。
しかしそのうち、勇気ある開拓者が食べてみる。すると――うまい。目から鱗とはあのことだ。
うまさの前には、誰もが頭を垂れるのである。
散文。前書いてたやつをコピペ。
朝はほんとにすてきですよ。生活が芽吹きはじめるのがとても実感できる。
道混んでるから、チャリに轢かれないよう気をつけなきゃいけないけど。
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