怖いのは、明日も休日であるということです。
明日までなにかあったらどうしよー。めんどくさ!!

今回は日本料理店が10軒(私が聞いた中ではそれぐらい)も攻撃され、中でも上海でも有名な日本料理屋さんは全壊に近いほど壊されたという情報も見ました。

上海日本総領事館は、日本人が多く住んでいるところにありますので、私も何度も買い物に行ったり遊びに行ったりしています。
知ってるお店が攻撃されたのも聞きました。

日本にいる人々にとっては、はっきり言って他人事に近いでしょう。確かにニュースや新聞で触れるにつけ、暗鬱とした気分になるでしょうが、実際に生活に影響が出るかもしれない危機感と緊張感がある私たちにとってのリアル感とは、全く別物だと思います。

こうして生活している私たちを、日本政府が守ってくれるような動きは、ほぼありません。
インターネットで警告を出すくらいです。それさえも、私たちが自主的にそれぞれ見なければ、気付かないで通り過ぎてしまいます。

きっついかもしれませんが、ほとんどの留学生が在中国の日本政府を「役立たず」と思っていることでしょう。

世界のそれぞれの国の報道機関は、どちらかというと中国寄りの見方をしているようです。
中国の主張をそのままに信じてしまっているのでしょう。

私は、日本政府の歴史問題や過去の戦争その他に関する対処が、決して適切かどうかわかりません。
わかりませんが、中国人が、「日本は中国に対して戦争の謝罪をしたことはない」と思い込んでいるのも事実です。

中国国内のメディアは全て政府の息がかかっており、日本が何度謝罪を繰り返してもほとんど報道せず、報道したとしてもそれを「不十分」と見なします。

「不十分」と判断される根拠に、昨今の政治家たちの不用意な発言が挙げられますから、これは日本国内でどうにかしてほしいですが――もうひとつの、「そもそも中国国内で、日本の謝罪・賠償が報道されない」というのは、完全に中国の問題だと思うのです。

ここに引っかかった日本人が、最近、中国という国に対して不信感を抱き、荒っぽく中国政府批判することもあるようです。

しかし第二次世界大戦の敗戦国である以上、そういった日本人の強気な姿勢というのは、国際的な目でみると歓迎されません。
私も好きではありませんが。

海外のメディアが中国擁護の立場の記事を書くのも、中国政府の情報隠蔽っぷりと、民衆の歴史観の統一っぷりを全く知らないからだと思います。

知っていたら、さすがにちょっと引くでしょう……嘘をほんとと教えてたり、捏造してたりする部分があるし。

それにしても、こんな騒動を起こしたところで、いったい中国にメリットが生まれるんでしょうか?

「新しい歴史教科書」ってやつ、日本人のほとんどは見ないし、過去、中国に侵略したことを、ふつーの人は反省して、悲しい忌むべき出来事だと思っているとか―――誰か声高に伝えてくれ特に日本政府首脳陣。

そしてもういい加減、愛国教育のネタにいいからって、なんでもかんでも日本を悪者にして歴史を教えないでくれ中国よ。

いくら日本が悪かったからって、嘘のことにまで平身低頭して謝らなきゃいけないなんて、ひどすぎるよ。

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