やさしい。

2005年4月7日
君はやさしい人間だ。

と、とある友人からはしばしば言われますが、嬉しい言葉だけれど自分ではちょっと首をひねる。

でもやさしいかどうかはわからないけど、寛大な人間ではあると思う。これは断言してしまう。


隣のインドネシア人が毎日毎日毎日ほんっっっっっとにうるさい(巨大な音量で歌を流す)のですが、部屋に遊びに来た友人がそのあまりの聞こえっぷりに驚いて(いやもうまさに、同じ部屋の中で大音量で聴いてるかのようなんですよ)、「あたしだったら絶対ガマンできない…」と怯えていました。

プライバシーと個人の時間をなにより重んじる日本人。
ごく一部のひとにとっては、不自由ばかりの寮生活など拷問にも等しい(入寮初日に不動産屋へ駆け込む新入生とかいる)。

もし自分がこの部屋に住んでいたら、と想像だけでひきつっている友人に、へらへらと笑いかけました。



「いやーでも最近慣れてきちゃって、タダでBGM聴けると思えばいっかー、なんて」



―――アンタすごいよ。
どこででも生きてけるね。と真顔で言われた。



ええだから慣れってコワイねって話ですよ、ええ。………寛大じゃなくて単に大雑把で無神経なのねとかちゃんと密かに思ってますよ、ええ。

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