花粉症に苦しむ友人。

苦しむあまりネットもできず、ってアタシ今上海なんだから、ネットしてくんないと連絡とれないじゃん…という感じです。

久しぶりにメールが来たと思ったら、彼女らしくもないひどく短い内容でした。

二週間ぐらい前、キャシ○ーンのようなマスク（と、彼女は書いていた）に魅せられ、それを買おうと薬局に行ったが、店員に医者の手術用マスクみたいな形のをオススメされ、またそれが14枚入りだったものだから、

「キ○シャーンになれる日は遠いみたいだよ、39」

―――いくぶん切なげな終わり方のメールを送ってきました。
外科医モドキになってる彼女の姿を見て笑いたいと激しく望むわたくし（笑顔の絶えがちな留学生活の肥やしになっておくれ）。

14枚もあったなら、今シーズンはずっと医者だろうなと思っていたのですが、今日届いたメール。

題名；いまやキャシ○ーンマスク。


――――とうとう変身を遂げたのかッ。
ちょっと楽しかったことは内緒です。人の不幸は蜜の味♪、でも花粉症を笑うやつは花粉症に泣く。
わたしも花粉症の端くれ、苦しむ同志を笑いのタネにこき下ろすなどという残酷なことはできないのです。

内容がちょっとおもしろかったので事後承諾で（おい）使わせていただきます。許してくれるほどには気安い仲だと信じます。



>花粉が・・・・言いたくは無いが花粉が凄いのです。
>腐海にのみこまれそうです、日本列島。
>私もマスク無しでは
>
>「きれい・・マスクをしなければ5分で肺が腐ってしまう死の森なのに」
>
>胞子が凄いんですよ。
>
>「きいろい・・・マスクをしなければ5秒でくしゃみがとまらなくなる死の森なのに」
>
>胞子が。



彼女の大親友はいま、箱ティッシュになっているようです。「ポケットティッシュなど一分で縁切りだ」の一言で現状が忍ばれます。

合掌。つよく生きてくれ。

鼻呼吸ができるようになったら、またチャットしようなー。