私はどーしても、うまい肉まんを、妹子に食べさせたかったのです。

うまいから来い来い来い来い行ってるうちに、妹子自身が「オレは上海に肉まんくいにきた」と言ってはばからないようになってしまっておりました。

私が食った中で一番うまい!とオススメの肉まんをほおばったときの妹子の満足げな顔は、私まで「一仕事果たしたぜ…!!」と汗をぬぐいたくなる程でした。

うまいんだ…あそこの肉まんは、ほんとうまいんだよ…(遠い目)。

でも。
欲張って二個も食ったあげく、帰りにもつまみ食いして、さらに刺身定食をたいらげた後、彼女はロボットになっていました…。

スムーズに立てない、座れない、歩けない。

食いすぎって、ほんと苦しいんですよね…。胃がはちきれそーだったみたいです。

うご、うご。としか歩けない彼女の腕を支えてやりながら、ホテルの部屋まで帰りました。ウケて笑うと、「やめろーオレまで笑いたくなるー笑うと痛いんだやめろー」というので、ますますウケて笑いそうになりやした。

………どうしてウチの家系っていうのはこう、食い意地が張ってるのかしら。

「オレは…オレは、二度と食べすぎない…っ!」
涙目になりながら彼女が呻いたセリフです。

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