笑うのはバカ。

2004年11月17日
なんだそうです。理由もないのにニッコリなんてしてると馬鹿に見える、という文化なのだそうな…。

―――中国。いったいなにが君をそんなに荒ませてしまったんだ…。

数千年の長い歴史の中で、幾たびも内戦やら侵略やらやりやられるうちに、笑顔がそんな意味に変わってしまったんでしょうか…。ちょっとしょぼん。

って思っちゃうのは日本人だからなんでしょうが、やっぱりがっかりしちゃうなあ。こう、物事を円滑に進めたいなあ〜とか思って、または挨拶でゆるやかに微笑むわけですよ我々は。ほわっと(イメージ画像)。

…………それが「アホかこいつは?」なんて思われてるなんて―――ッッ!!!!(哀)やっぱり悲しいじゃないのよう!!

それに、女性があんまり口開けて笑うのもダメなんですよねーここ。

マジ話なんですが、友達(女)が中国人の友人(男)と飲んでて、ガハハって笑ったら、

「笑うと目が細くなるから、あんまり笑わない方がいいよ」

―――って言われたんだそうです。


ふははははは刺されたいのか君は? んん??


などと私は固まりつつ思いましたがね…。親切にもご忠告くださってありがとよ!!って感じです。失礼に当たらないのかしらこれは?

口開けると確かに可愛さは半減するけど…笑うと目が細くなるからってアンタ…目を見開いて生きろとでもいうのか。


文化の違いってほんと大変。面白いけど、実際体験すると、そのあまりの認識の違いに、少々戸惑うことも多いものです。

あと気を使うのがですね、年上の韓国人のひと。
韓国人は年長者に対してすごく気を使うから、自分も無礼はしないようにって思うと、ちょっと迷うのです。しかも、迷ったところで、結局どの対応がいちばん相応しいのか判断できないんですよ。よくしらないから。

一体どう接していいんだか混乱しかけます。

なので決めゼリフ―――「私たちの文化は違うから、失礼なことをやったらごめんなさいね」―――が、とても重要になってくるのです。

まあ意識に差はあれど、誠実な対応というのは大体変わらないものなので、きちんと自分なりに礼儀を尽くせばいいのですな。誠意は相手に伝わる。これ真理。

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