上海の空は赤い。

2004年11月7日
何故かは知りません。げほげほするほど埃っぽいせいか、道路際が薄黒く霞むほどの粉塵のせいか、青空が鈍いような大気汚染のせいか。どうかはわかりませんが、なんか一因ある気もします。

最近じゃあまり感じることはありませんが、こちらに来た当初、九月初め辺りは、暗くなり始めると空は炎で照らしたように暗い赤になり、面白くていつまでも眺めていたい気分になったものでした。

ふしぎと不気味さはなくって、ただその赤に見惚れました。

やっぱ日本って島国なんですよねえ。
上海は日本よりずっとずうっと乾燥してて、一昨日あけたチップスがまだパリッパリだったりしますけど、それ以外にも色々細かな差異は多いです。

こっちの空は、ほんと果てしな―――いって感じで、茫洋としてるように思います。ただここにありまーす突き抜けてまーすみたいな。

日本の空は、もう少し、狭いところをあっためるよーな印象がした。

……ふるさとへの私の感傷なんでしょうけどもね。



っつかぶっちゃけ。

帰りてぇっつーのー(涙)。本屋でイルカ先生がみたい…。立ち読みしたい…。うごうご。

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