スリ。

2004年11月3日
ふつーに友達が被害にあってます。

ケース1、
上海の人民公園を歩いていた。するといきなり走ってきた子供が、バッグに簡単に差し込まれていた携帯(日本のもの。時計代わりに持ってきていた)を掴んで、あっという間に消えた。追いかけたが、携帯だけ別の子供にバトンタッチされ、どちらを追うか躊躇したその時には、すでに遅かった。

ケース2、
上海の外灘(有名な観光地)に遊びに行った。バスから降りる際、小銭を払ったので財布を出していた。バッグにしまった、と思ったのだが、どうやらファスナーを閉め忘れていたらしく、数分後に気付いたときには財布が消えていた。

未遂ですが、こんな話もあります。

普通のリュックバックを背負い、学校の近くを歩いているときに、後ろから「ジジジ…」とファスナーを下げるような音が。
ハッと後ろを振り向くと、おじさんが両手を広げて、「何も盗ってないよ〜」と意思表示している。


――――ふざけんじゃねえぞコラァァア!!!!!
バッグ開けた時点でコロスぞボケがァ!!!!!


「ぶん殴ろうかと思った…」
と低く唸る彼女に、「蹴っていい蹴っていい」と頷いた私でした。

かくのごとく、中国ではスリが多いです。
しかし、バッグなら斜めがけ、前にバックを持ってきていること、が当然。リュックバックなら、前向きに背負う(微妙に意味不明)のが当然です。

それをしていないで「盗まれた…」などと恨んでも、「当たり前だよ」と嘆息されるだけで終わるのがこの国です。
慣れてる中国人の先生でさえもが、「やられた…」と苦虫を噛み潰していました。今日。

万が一武器をつきつけられ「金を出せ」などと言われた場合は、さっさと財布を渡してしまいましょう。
渡さずに殺されたり、一生引きずるようなケガを負わされるよりもずうっとマシです。

ので、所持金は分散して持ち歩き、貴重品やパスポートなども「全部財布にまとめてあるの♪便利でしょ♪」なんてトンチキなことはやらかさないようにしましょう。

誰も守ってくれないもんなあ…自分の身は自分で守らねば。
という感覚が、外国にいてすごーく強くなってきました。

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