下の続きです
2004年4月5日そんなわけで陶酔しながらカカイルグッズを胸に抱きかかえ、ついでにしばらく買ってなかった漫画も買い、私は喜びで鼻息も荒くメイトを後にしたわけですが、今回は同時に鋼人気の凄まじさも思い知らされました。
グッズ多すぎ。
種類も絵柄も、さすが人気急上昇中! という感じでこれでもかこれでもかと出てますね…メイト発行(なの?)「きゃらびい」という冊子でズラっとこれから出るグッズだの既出のものだのが載っててビックリしましたよ。
だって見開き2ページほぼ占拠しちゃってるんですもの。
テニプリが半ページ、シードに至ってはあっさりと減っていて(なのに同人人気のあるキャラはかなりクローズアップされていて、生ぬるい笑みを誘います)、それも驚きましたが。
そしてメイトの同人誌コーナーではあっさりとナルトが外されていて、一面鋼、鋼、鋼だらけ!!!
ギャ――――――!!! ムカつく―――――っ!!!!!
メジャーになったジャンルには反発心を抱いてしまう不要な条件反射が再び…。でも多すぎだよ鋼っ(涙)!!!
ナルトが、ナルトが一冊もないっ!?
39は愕然といたしました。勢いってスゴイ。売れ筋はほんとに陳列商品を変えてしまうのね…。
業界の風向きにもっとも早く対応すると言っていいアニメイト、その商根性の図太さにううむと感心してしまう私でありました。
「絵、上手い人多いね」
「大手ばっかり並んでるんだから当然だけど、うん、でも上手いね……けどアタシ鋼で同人萌えできないんだよね――わっかんないなあ〜」
「一冊買って読んでみたら? わかるかもよ」
「―――それで買ってハマった場合、責任とってくれんの?」
……妹子沈黙。
「ハマって買いたくなったらコワイから買わない(そんな理由もどうよ。我ながらセコイ)」
でもロイ×ヒューなら買いたいかも☆とニマリと笑った私に、妹子はアハハハハと乾いた笑いを漏らしながら言いました。
「三年後くらいには出てるよきっと(すんごい力強い断言)」
……そうね。出てるかもしれないわ。マイナーカップリングほど後に、そして情熱がしつこくしぶとく燻り続けるものよね…。
三年後には私好みなロイの切ない片思い系のロイ×ヒュー話が出ていると何故か確信しながら、私らはいそいそとレジに並びました。
細長い店内の片側を、ほぼ全て埋め尽くすレジの列に白眼を剥きながらも…ううう。あんなの初めてみた。メイトでイベントの大手並の並びをすることになるとは…。
そうそう、その並んでる途中でも、鋼のバッチがありましてね。
主要キャラ?と首ををひねりたくなるようなハボック少尉や(同人萌えしてる方、すみません)、既にお亡くなりあそばされたヒューズ中佐(悲しいけど現実だ)の絵柄がグンと揃えてあってしかも減っているのを見、姉妹仲良くなまぬるーい笑みを浮かべました。
しかもヒューズ中佐なんかかっこよくて、ちょっぴり欲しくなってしまいました。あんあん言わせてえ…(おい)。
しっかしメイトのグッズの対応は早いなあ…。
あーでも新たなカカシ先生やイルカ先生に囲まれて、私は幸せでっす☆☆
オススメサイトさま情報。
今回はスゴイです。はっきり申し上げますと、大好きすぎて紹介したくなかったサイトさまをとうとう言っちゃいます。
知ってる方がいらっしゃいましたら、も一度伺って楽しみましょう♪
言笑さま。
最高です。
こちらの方ほど、丁寧で優しく、カカイルの心情描写をなさる方もいらっしゃらないと思います。というか早い話が、めっちゃ好みってことなんですけど。
背中の傷で忍者生命を断たれるイルカ先生の切ないとことか、読んでて胸がぎゅーんと。ぎゅ―――んといたしましたですよ(うるうる)。
今連載中の狼なカカシとか、すごく切なくて、でも少しの幸せで嬉しくなっちゃったりしてさ…ああああほんとスゴイ。ステキ。大好き。
とにかく、ぜひ行かれてみてください。新たにカカイル感動を得られることうけあいです。
カカイルサイトさまってすばらしい…。
ほんとはもう一つご紹介しようと思ったのですがやめます。一度に言っちゃうとほんと私もストックがなくなって困るし(笑)。
以前書いた「普通の生活」さま、桜前線というお話がアップされてます。季節ものだからもう少ししたら下げられちゃうかもしれませんけど。
死にネタなんですが…久しぶりに泣きました。
寝てない明け方に読んだから涙腺ゆるくなってたせいもあると思いますが、なんかすげー切なくって。よくって。
ああいうさりげなくって、どんなに悲しいことも辛いことでも、普段は思い出していては生きていけないから忘れる、忘れようと思っても忘れられないって、もう充分わかってるから―――自分でもその空虚な想いを抱えたまま、静かに淡々と、真面目に日々を過ごしていく―――いくしか、今の自分にやれることはないでしょう? みたいな。
なんていうんでしょう、現実にものすごくキツイことが起こったときも、人間はそんな態度を取ります。
辛くって寂しくって悲しくって、そういうのはなかなか風化しなくって風化するはずもなくて。
だからそういうの全部ひっくるめて、大事に抱いて死ぬまで持っていくんです。
ただ日々に追われるでもない、そこにあるのは一種の諦観かも、悟りなのかもしれません。でもそれだけじゃない。
思い出は綺麗に見えてきますが、決して綺麗なだけではなかったことは、当時の自分がよく知っている。
痛みや苦しさはいつもつきまとってくるけれども、常に悩まされているわけでもない。
毎日が同じことの繰り返しではなく、毎日が違う明日の訪れなのですから。どれほど「変わらない、同じだ」と思えても、絶対に変わっているのです。
だって毎年、苦しいほど綺麗に桜は咲く。
そして毎年、泣きたいほど綺麗に桜は散る。
いっつもそういうゴチャゴチャしたものを抱えて、生きてるもんですよね。
そんなイルカ先生がいました。
ああいう書きかたに弱いんです、私。
グッズ多すぎ。
種類も絵柄も、さすが人気急上昇中! という感じでこれでもかこれでもかと出てますね…メイト発行(なの?)「きゃらびい」という冊子でズラっとこれから出るグッズだの既出のものだのが載っててビックリしましたよ。
だって見開き2ページほぼ占拠しちゃってるんですもの。
テニプリが半ページ、シードに至ってはあっさりと減っていて(なのに同人人気のあるキャラはかなりクローズアップされていて、生ぬるい笑みを誘います)、それも驚きましたが。
そしてメイトの同人誌コーナーではあっさりとナルトが外されていて、一面鋼、鋼、鋼だらけ!!!
ギャ――――――!!! ムカつく―――――っ!!!!!
メジャーになったジャンルには反発心を抱いてしまう不要な条件反射が再び…。でも多すぎだよ鋼っ(涙)!!!
ナルトが、ナルトが一冊もないっ!?
39は愕然といたしました。勢いってスゴイ。売れ筋はほんとに陳列商品を変えてしまうのね…。
業界の風向きにもっとも早く対応すると言っていいアニメイト、その商根性の図太さにううむと感心してしまう私でありました。
「絵、上手い人多いね」
「大手ばっかり並んでるんだから当然だけど、うん、でも上手いね……けどアタシ鋼で同人萌えできないんだよね――わっかんないなあ〜」
「一冊買って読んでみたら? わかるかもよ」
「―――それで買ってハマった場合、責任とってくれんの?」
……妹子沈黙。
「ハマって買いたくなったらコワイから買わない(そんな理由もどうよ。我ながらセコイ)」
でもロイ×ヒューなら買いたいかも☆とニマリと笑った私に、妹子はアハハハハと乾いた笑いを漏らしながら言いました。
「三年後くらいには出てるよきっと(すんごい力強い断言)」
……そうね。出てるかもしれないわ。マイナーカップリングほど後に、そして情熱がしつこくしぶとく燻り続けるものよね…。
三年後には私好みなロイの切ない片思い系のロイ×ヒュー話が出ていると何故か確信しながら、私らはいそいそとレジに並びました。
細長い店内の片側を、ほぼ全て埋め尽くすレジの列に白眼を剥きながらも…ううう。あんなの初めてみた。メイトでイベントの大手並の並びをすることになるとは…。
そうそう、その並んでる途中でも、鋼のバッチがありましてね。
主要キャラ?と首ををひねりたくなるようなハボック少尉や(同人萌えしてる方、すみません)、既にお亡くなりあそばされたヒューズ中佐(悲しいけど現実だ)の絵柄がグンと揃えてあってしかも減っているのを見、姉妹仲良くなまぬるーい笑みを浮かべました。
しかもヒューズ中佐なんかかっこよくて、ちょっぴり欲しくなってしまいました。あんあん言わせてえ…(おい)。
しっかしメイトのグッズの対応は早いなあ…。
あーでも新たなカカシ先生やイルカ先生に囲まれて、私は幸せでっす☆☆
オススメサイトさま情報。
今回はスゴイです。はっきり申し上げますと、大好きすぎて紹介したくなかったサイトさまをとうとう言っちゃいます。
知ってる方がいらっしゃいましたら、も一度伺って楽しみましょう♪
言笑さま。
最高です。
こちらの方ほど、丁寧で優しく、カカイルの心情描写をなさる方もいらっしゃらないと思います。というか早い話が、めっちゃ好みってことなんですけど。
背中の傷で忍者生命を断たれるイルカ先生の切ないとことか、読んでて胸がぎゅーんと。ぎゅ―――んといたしましたですよ(うるうる)。
今連載中の狼なカカシとか、すごく切なくて、でも少しの幸せで嬉しくなっちゃったりしてさ…ああああほんとスゴイ。ステキ。大好き。
とにかく、ぜひ行かれてみてください。新たにカカイル感動を得られることうけあいです。
カカイルサイトさまってすばらしい…。
ほんとはもう一つご紹介しようと思ったのですがやめます。一度に言っちゃうとほんと私もストックがなくなって困るし(笑)。
以前書いた「普通の生活」さま、桜前線というお話がアップされてます。季節ものだからもう少ししたら下げられちゃうかもしれませんけど。
死にネタなんですが…久しぶりに泣きました。
寝てない明け方に読んだから涙腺ゆるくなってたせいもあると思いますが、なんかすげー切なくって。よくって。
ああいうさりげなくって、どんなに悲しいことも辛いことでも、普段は思い出していては生きていけないから忘れる、忘れようと思っても忘れられないって、もう充分わかってるから―――自分でもその空虚な想いを抱えたまま、静かに淡々と、真面目に日々を過ごしていく―――いくしか、今の自分にやれることはないでしょう? みたいな。
なんていうんでしょう、現実にものすごくキツイことが起こったときも、人間はそんな態度を取ります。
辛くって寂しくって悲しくって、そういうのはなかなか風化しなくって風化するはずもなくて。
だからそういうの全部ひっくるめて、大事に抱いて死ぬまで持っていくんです。
ただ日々に追われるでもない、そこにあるのは一種の諦観かも、悟りなのかもしれません。でもそれだけじゃない。
思い出は綺麗に見えてきますが、決して綺麗なだけではなかったことは、当時の自分がよく知っている。
痛みや苦しさはいつもつきまとってくるけれども、常に悩まされているわけでもない。
毎日が同じことの繰り返しではなく、毎日が違う明日の訪れなのですから。どれほど「変わらない、同じだ」と思えても、絶対に変わっているのです。
だって毎年、苦しいほど綺麗に桜は咲く。
そして毎年、泣きたいほど綺麗に桜は散る。
いっつもそういうゴチャゴチャしたものを抱えて、生きてるもんですよね。
そんなイルカ先生がいました。
ああいう書きかたに弱いんです、私。
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