私は19××年、三月九日午後十六時十三分にこの世に「おんぎゃあ」しました。

なのでせめて、今日生声で「おめでとっ☆」って言ってくれる、おそらく唯一の人であろう妹子に、「十六時十三分きっかりに誕生日オメデトの歌を歌ってくれろー」と頼んでみました。

……十六時十九分。
「あっ!!! 歌ってくんなかったねっ!!??」と妹子を振り向いたのは、こういうとき決して自分からねだってはいけないハズ(余計むなしくなる)の当人、ワタクシでございました…。

ま、いーんですけど(あんまり誕生日に感慨がナイ人間)。

そうそう。
昨日『はいからさんが通る』の話題をちらっと出しましたらば、思いもかけず反響があって39びっくり。

やっぱり名作は名作(意味不明)…!!! 何年経っても、人の心の中に生き続けているものなのですね…!!
感動を新たにいたしました。

思えば、京浜東北線の電車内で、
「ねえ…。サイト名、はいからさんが通り過ぎるってどうよ」
と、思いつきと勢い以外の何物でもない名称をぼんやり呟いた私に、
「い―――ねえソレ!!!!!」
と一瞬で目を見開いた妹子よ。………俺の発想もビミョーだが君のインスピレーションもけっこう変よ。

しかし、「英語は?」「英語はイヤだ」「じゃあ中国語は?」「読める人いないっつの」「内装のテーマは?」「それはサイト名に合った感じで決めたい」「じゃサイト名は?」「だからそれが決まんねんだっつの」などと、堂々巡りを繰り返していたアホ姉妹には、『はいからさんが通り過ぎる』が、それはそれはすんばらしい閃きのよーに感じられたのです。

往々にして、閃きというのは勘違いです。

ま、ともかく。
その勢いで「じゃあ内装のテーマは大正ロマンってのはどうよ!?」と思いついたのは、アホながら秀逸でした。

「いいねえソレ!!」
「おお!! これでテーマが決まった!! あとは壁紙とかアイコンだね!」

………しかし五分後には再び重い沈黙が横たわっておりました。
なぜなら二人は「大正ロマン」について持つイメージが皆無だったのです…。

大正浪漫…!!! 響きはいいけどその時代の風俗習慣なんて知らないわよーう。

――――馬鹿、これに極まれり。

結局、思いついたのは、というか「使いたいー」と思ったのは、矢絣(やがすり)という、紫と白の矢羽模様(ご存知でしょうか? よく志村けんの馬鹿殿サマとかで女中が着てる紫の着物の柄です)の壁紙だけでした。

それ以外、「大正時代」についての知識が少なすぎて、なーんも思いつかなかったのです。……このサイト名にした意味ってあったのかしら…??(禁句)

かろうじて「大正デモクラシー」「関東大震災」くらいは出てきましたが、そんなんどうやってサイトに反映しろと。全くムダな知識です。

でもなんとなく、
「はいからさんが通り過ぎてくのって、なんか良くね?」
「だね。なんとなくね」
「桜並木道とかね」
「それってはいからさん〜のアニメのオープニングじゃ…」
―――みたいな感じで(ほんと超曖昧)、結局このノリでいくことにしたのです。

そうか!!
――――――「ノリ」。

これだ。
これ以外、ウチのサイト名がなんでこーなったかの理由は見当たりませんわ。

と、誰も興味なさそーなことをすんげーべラベラと長く書き連ねたあげく、今日はオススメサイトさま情報もナシです。
期待してた方がいらっしゃったらすみません…!

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